人気ブログランキング |
トレーラー・今回予告の書き方(ふぃあ通2018年2月の「鈴吹太郎のGM講座」まとめ)
FEARが毎月配信しているWEBラジオ「ふぃあ通」(http://www.fear.co.jp/radio/fearradio.htm)に「鈴吹太郎のGM講座」というコーナーがある。
鈴吹社長が講師となり、きくたけ先生やゲストの方を交えてGM講座をするコーナーだ。

今回のテーマは「トレーラー、今回予告の書き方」。
ハンドアウトの次はトレーラーというわけだ。

ちなみに「今回予告」と呼ぶのは多分きくたけ作品だと思う。
アリアンが多かったフィロスは「今回予告」という呼び方がちょっと野暮ったくて好き。
「トレーラー」だとかっこつけてる感じがして(笑)。
ただ、両方書いてると文章が見づらくて仕方ないのでこのまとめでは「トレーラー」で統一しました。

なお、コンベンションとかではトレーラがないシステムでも「GM紹介」として
「今日のセッションはこんなことしますよー」と説明したりするとのこと。
つまり今回のお話はFEAR製品に限らず応用は可能ってことなのかな。

では、まずはきくたけ先生から。






きくたけ先生「シンプルに『今回こういう遊びしようね』というものだけど、ただ話すだけじゃ面白くないので」
きくたけ先生「『あ、これは面白そう』と思えるポイントをひとつはいれるようにする」
きくたけ先生「あと、ここはこうできそう、という自由度は残すようにしておく」
社長「美人魔王と温泉に入ろう→ポロリもあるよ、とか」
きくたけ先生「そうそう。あと、これから始まるセッションのヒントも入れたり」

ゆうら先生「シナリオの紹介なので、シティアドベンチャーなのかミステリなのか、ジャンルとか指向とかを伝える」
ゆうら先生「戦闘メインじゃないのに戦闘キャラ作っちゃうと活躍できないとか。そういうのを防ぐ」
ゆうら先生「シティなのか、ウィルダネスなのか、ダンジョンなのか、とか」
ゆうら先生「PC作成の指針になるような情報を入れる」

社長の模範解答、の前に今回は視聴者のTwitterによるお便りを紹介。
社長「展開をどの程度明らかにするかの度合いを知りたい、とのことです」

てことで、社長の回答。
社長「展開はネタバレしたほうがいい」
社長「『ダンジョンをクリアしたらOK』は書いてもいいが『ダンジョンのギミック』は書かない」
社長「『意外な事実を突き止める』過程を楽しみたい場合『意外な事実があること』はトレーラーで書いた方がいい」
社長「ただ、PCの導入になるハンドアウトには『意外な事実があること』は書かないほうがいい」

社長「ネタバレの度合いをどうするか?は、『セッションを短くしたい場合』『経験が浅い人がいる場合』は多めに」
社長「コンベンションとか、初心者がいるとか」

以下はNOVA定番の「ストリートでドラッグが流行っている。調べると軍事企業のある実験だった。それをとっちめる」という話の例。

・普通の場合→「ドラッグの原因を調査しろ」と書く。
・短い版→「調査の結果、裏に悪の企業がいる」まで書いてしまう。

社長「勇気をもって書くと、意外とセッションはつまらなくならない」
社長「みんな、その方向に行くためにかっこいいプレイをしようとするので、時短になる」
社長「だから、『セッション時間』と『PLのシステム習熟度』によってネタバレ度合いは変わる」

社長「TRPGを知らないゲーム学校の人にテストプレイやってもらったとき、GMが勘違いして『GM向けのシナリオの粗筋』をトレーラーとして読んでしまった」
社長「ただ、それでもゲームはうまく回った」
社長「中盤でボスが出てきたとき『よし、殴ろう』『いやまて、俺のキャラはまだこのボスが悪い奴だってわかってない』みたいに流れができた」

社長「逆にセッションを長くしたいときや『黒幕企業を見つけられたらボーナス』みたいにしたいときはトレーラーに書かないほうがいい』

きくたけ先生「ミステリをうまくできないかと工夫していた時期の話」
きくたけ先生「今回予告に『○○が犯人』と書いて、ハンドアウトには『○○はとてもいい人だ』と書いた」
きくたけ先生「PLは犯人がわかっているが、PCは理由を探すようなプレイができる。古畑任三郎みたいな、刑事コロンボみたいなイメージ」

社長の総評「どういう遊びをするかを考えながら、なるべくネタバレはしたほうがいい」

以上かな。
今回は長かった上に中身濃かったなー。

フィロスの前回のまとめを見ると
「読みやすい文節を意識する」とか全然違うこと言ってますね!(笑)

社長の言う通り、ネタバレ具合ってのはその時の参加メンバーによるからなぁ。
カオスフレアとかだとシナリオの流れ全部知ってるセッションでも同じ面子でPC変えて何度でも楽しめるし。
時間を短くしたいときはあらかじめ情報を与えておくってのも、まぁ、当然だよね。
PLには「解いてほしい謎」に集中してほしいとき、
シナリオ中にぶっちゃけてもあんまりPLの頭には入りづらいから、
トレーラーとかに書いておく。

ちなみに、少し前にフィロスは
「トレーラーはミドルフェイズ、ハンドアウトはオープニングフェイズにやることを書いておく」
と考えていた時期がありました。
この時期は、シナリオはほとんど明かして、PCのロールプレイを楽しむプレイングが楽しかった時期です。
今はいくつかある武器のひとつになってるので、これだけが正解ってわけじゃないかな。

個人的にはきくたけ先生の「PLを引き込むポイントをひとつは入れる」というのも好き。
コンベンションとかだと、短いGM紹介の時間でいかにPLを引き込むかは結構苦心するよね。
笑いが起きたり、目の色が変わったPLがいたりすると心の中でガッツポーズするわ。

語ると長いので、今回はここまで(笑)。
次回はスペシャル回「FEAR設立25周年回。お便りコーナー」らしいですよ。
社長自ら「来たお便りは全部目を通します」「時間の許す限りたくさん読みます」とのこと。
投稿が読まれたい人は「#鈴G」をつけてTwitterで呟こう!


by phirosu2 | 2018-03-04 09:03 | TRPG雑感 | Comments(0)
<< 3月をふりかえる 2月をふりかえる >>


このページ内における「ラグナロクオンライン」から転載された全てのコンテンツの著作権につきましては、運営元であるガンホー・オンライン・エンターテイメント株式会社と開発元である株式会社グラヴィティ並びに原作者であるリー・ミョンジン氏に帰属します。
(c)2005 Gravity Corp. & Lee Myoungjin(studio DTDS). All Rights Reserved.
(c)2005 GungHo Online Entertainment, Inc. All Rights Reserved.
なお、当ページに掲載しているコンテンツの再利用(再転載・配布など)は、禁止しています。