仮面の優等生|マージナルヒーローズ
【TRPG感想】
先日は自分がGMのマージナルヒーローズ(注1)でした。

キャンペーン第3回。
第2回をしたのが去年の7月で、フィロスが煮詰まってシナリオ流したり、予定が合わなかったりで半年ぶりのキャンペーン再開になりました。
連絡はとり続けたので、そんなに心配はしてなかったけど、ちゃんと再開できてよかった!(笑)





◆キャラクター紹介
■PC番号:1
名前(PL名):宇田川杏輝(ウダガワ・アキ)/スプリンクル・ピース(青海)
性別/年齢/種族:男→女/14歳/人間
クラス:プリティ1/フォーチュン3/マジシャン1
ゲーム的特徴:
webキャラシーはこちら。
http://character-sheets.appspot.com/mar/edit.html?key=ahVzfmNoYXJhY3Rlci1zaGVldHMtbXByFgsSDUNoYXJhY3RlckRhdGEY27WlcAw

支援メインのサブアタッカー。
今回は謳歌のダイス目がふるわず、回復が主(注2)だったような気がする。
次回リビルド予定とのことなので、どう変わるのか楽しみ。

ロール的特徴:
事前に相談して妹がいたことにしてもらいました。
シナリオ的にそんな絡むシーンはなかったんですが、オープニングだけで充分関係性はわかったような気がします。
さてさて次回、どう料理しましょうかねぇ(笑)。

その他:
ご本人曰くスロースターター気味な青海さん。
今回はPC番号の都合もあり、ちょっと早めに主役回やってもらおうかな、と。
今回は前後編の前編なのでそこまで盛り上がる感じではなかったので、次回、色々と期待してます。

■PC番号:2
名前(PL名):立向謳歌(タチムカイ・オウカ)/マスク・ザ・キッド(鶏坊)
性別/年齢/種族:男/14/人間
クラス:ベルトアーマー1/オーラアーツ3/ヴァリアスライフ1
ゲーム的特徴:
webキャラシーはこちら。
http://character-sheets.appspot.com/mar/edit.html?key=ahVzfmNoYXJhY3Rlci1zaGVldHMtbXByFgsSDUNoYXJhY3RlckRhdGEY6rCqdAw

第2話でリビルドしてからマイナーとメジャーがない典型的な「近づいて殴る」型。
今回はダイス目に泣かされ、攻撃不発が多かったですが、きっと次回は(笑)。

ロール的特徴:
明のために戦う軸はずらさず、少しずつ仲間のことも考えられるようになってくれると嬉しいです。

その他:
キャンペーン初参戦の鶏坊さんです。
経験値の割にロールプレイが盛んなので、見てて楽しいです。
これからもよろしくお願いします。

■PC番号:3
名前(PL名):法花望(ノリハナ・ノゾミ)/スペリオルアルケミスト・ノノ(TS)
性別/年齢/種族:女/不明/人間?
クラス:プラトゥーン4/エンシェント
ゲーム的特徴:
webキャラシーはこちら。
http://character-sheets.appspot.com/mar/edit.html?key=ahVzfmNoYXJhY3Rlci1zaGVldHMtbXByFgsSDUNoYXJhY3RlckRhdGEYgObgagw

ミドルに遠距離武器を購入したりと、相変わらずの戦略眼で今回もお疲れ様でした。
やはり敵のHFがわからないと戦略を考えるのが大変そうだなぁ、と感じました。
そういうストレスは少なくなるようにマスタリングしていきたいですね。

ロール的特徴:
先生として、年輩ヒーローとして、生徒や保護者に責任持って説明するシーンは意外とかっこよかったです。
普段の望先生はあんなちゃらんぽらんなのに(笑)。

セッションはシリアスなシーンが多いですが、リラックスしたシーンも演出できるようにしてもいいかもですね。

その他:
おなじみTSさんです。
もはや語ることもあまりないぐらいたくさん一緒にゲームしてます。
これからもよろしくお願いします。

◆粗筋
■前回までのあらすじ
普通の中学二年生、謳歌は幼馴染が巻き込まれた事件をきっかけに伝説のヒーロー「マイティマスク」の力を受け継ぐ。
それは「名前を封印された獣の力」であり、ヒーローではない一般人に正体を知られてしまうと、そのものの未来の可能性を吸い尽くしてしまうのだという。
謳歌は、幼馴染の草壁明を守るためにこの力をふるうことをマイティマスクに宣言し、新たなヒーロー「マスク・ザ・キッド」になったのであった。

そんな謳歌を支える仲間が2人。
先祖代々ヒーローの力を受け継ぐピース。
街のはずれにリサイクルショップを営みつつ、学校のちびっ子先生をするノノ。
それぞれクラスメートの杏輝、学校の先生の望先生だと知り驚くシーンを挟みつつも、3人は学校の協力して学校の危機を救ったのでした。

◆粗筋
■オープニング
マイティの正体が明の父親の厳であり、空手道場をやってることもあったりしてそこに通うことになった謳歌。
道場の朝練が終わり、2人で学校に行く道すがら、突然シヴァクゾーンの戦闘員(注3)に囲まれる。

明「ふふふ、今のこの調子のいいわたしなら」
謳歌「まずいって明。ヒーローが来るまで待とう」
明「いえ、今ならいける! って、あーれー?!」

はい、ここまでハンドアウトで指定した茶番劇です(笑)。
ちょっと道化ちっくですが、明ちゃんには毎回事件に巻き込まれる女の子でいてほしいので。

ということで周りに人がいなくなり、謳歌は変身。
ちょっと不自然にオープニングで戦闘シーンを挟んだのは、FEARのゲームに慣れてない謳歌に向けたチュートリアル戦闘です。
2ラウンド目には、他の2人もかけつけて無事に雑魚をやっつけます。

ちなみに、フィロスがよくやる「クライマックスの雑魚エネミーをその前でお披露目しておく」というギミックでもあったりします。
すごい効果的だと思ってるんでフィロスはよくやるテクニックなんだけど、あまり他の人に聞いたことないのはなんでだろうねぇ。

チュートリアル戦闘も終わり、ここからが本題です。
3人が学校にいると、突然謎の力が学校を包み、校内放送が流れます。

怪人「この学校は僕が支配したチクタク。全員体育館に集まるチクタク」

現れた戦闘員達は何百という数がいて、普通に立ち向かったのでは勝てそうにありません(注4)。
体育館に集まると、歯車が組み合わさって身体を作ってるような怪人は正面に立って講釈を垂れます。

怪人「人間には一流の人間とそれ以外の人間がいるチクタク」
怪人「一流の人間は、それ以外の人間を支配する権利がある! タク!」
怪人「というわけで、これから名前を呼ぶ一流の生徒は僕と一緒に来るチクタク」

PCたちは二流以下ということで残留組み。
先生たちは「この程度の学校の教師に一流はいない」という暴論で残留。

杏輝の妹である宏美ちゃんが連れていかれます。
連れていかれる間際、ちらっと2人が会話を。

宏美「(不安そうに)杏輝君 わたしどうしよう?」
杏輝「大丈夫。きっとヒーローが助けに来てくれるから、それまで待ってて」
宏美「(こくりと頷いて)うん、わかった。待ってるね」

あ、ちなみに望先生は外にいるブレードから依頼を受けるというシーンでした。

■ミドル
ちょっと一気に話を進めたので、状況を整理すると……。
・PCたちは他の生徒たちと一緒に体育館に閉じ込められている。
・外から救援は来ない。
・怪人と一部の生徒たちがどこかの教室に連れていかれた。
つまり「変身せずに体育館を抜け出して」「生徒たちが連れていかれた教室をこっそり探す」という感じの話です。
GM的には後ろ半分に力を入れたつもりだったのですが……結果から言うと謳歌の出目が腐って体育館抜け出すのに苦労しました(苦笑)。

見張りは戦闘員なので、簡単な判定で隙をつくことができるとしていました。
まず3人が立てた作戦はこうでした。
謳歌と杏輝が隙を見て抜け出し外のトイレで待機、望先生が後からトイレに行くという理由で外に出て、ついてきた見張りを3人で倒そう、という作戦。
GMが要求した判定は、謳歌が抜け出す判定、杏輝がこっそり待つ判定、望先生は疑われずにトイレに行くお芝居ができるか、という感じ。

謳歌「2D6で5以上(ころころ)?! ふぁ、ファンブル?」
杏輝「ふりなおりふりなおし! 《大丈夫の呪文》」
GM「それって変身しなくても使える特技? あたりは一般人の生徒でいっぱいだから変身できないよ~?」
杏輝「大丈夫。これは変身前でも使えるから!」
謳歌「杏輝君ありがとう。じゃあもう一度(ころころ)……うぬぬぬ」
望「失敗ねぇ(苦笑)」

抜け出そうとして戦闘員に見つかった謳歌は戦闘員にしばかれてHPダメージを受けます。
咄嗟に望先生が次の作戦を立てます。

謳歌「ぐぐうう、痛い痛い!」
望「まあ! 酷い怪我! これは保健室に連れて行かないと!」
杏輝「なんて酷い! 僕もついていきます!」
望「という感じで、怪我した謳歌を連れていく感じで3人で体育館出られませんか?」
GM「まあいいでしょう(苦笑)。迫真の演技ができるかどうか、《理知》か《意志》で判定していいよ(笑)」

この判定に、ぎりぎり3人とも成功。
ひやひやしましたが無事に体育館を脱出できました。

というかこれも通常判定のチュートリアルみたいな感じでやるつもりで各自1回ずつ判定すればクリアできるぐらいの難易度だったのに、なんでこんなに面白いことになるのか(笑)。
TRPGの面白い部分ですねー。

さて、ミドル後半の校舎内探索は、実は時短のためのギミックでした。

探す場所は「放送室」「理科室」「音楽室」「美術室」「職員室」「屋上」の6つ。
どの場所を選ぶかで判定にボーナスやペナルティがかかる仕様。
あらかじめPLたちにはぶっちゃけていたのですが、実は発生するイベントの順番は固定。
イベントを固定することでGM側の負荷は下げつつ、時短しつつ、PL達に場所の選択権を委ねることでシーンの演出等が結構変化するので吟遊詩人っぽさはなくなるかなーと。

これをもうちょっと縛り強くするとFS判定みたいになるのかなー。
PC造詣がまだわからないから縛りきつめのミドルフェイズを多くしてるけど、そろそろキャラも掘り下げられてきたので、自由な感じのミドルフェイズギミックやっても面白いかもなー。

放送室で怪人の正体を捜索して、放送委員の誰かだと判明。
職員室で放送委員の名簿を入手。
音楽室で頭を使って教室を絞り込んで、
美術室で生徒の声を聴いたと思って走ったら、
屋上で敵に見つかって逃走することに。

そんなイベントの途中で逃げ遅れた大学教授を発見。
本人曰く、理科実験のお手伝いに呼ばれたので名簿にいなかったから発見されずに済んだのでは、とのこと。

佐藤「わわわ、まさかあなたはキッドさん! ピースさん! ノノさん! 助けに来てくれたんですね!」
ピース「怪しい……GM、この人が一般人かどうかわかる?」
GM「あー、じゃあ、疑ったピースと、ノノは判定ふっていいよ」
キッド「あれ? 僕は?」
ノノ「ピースは気にしてるからいいとして、わたしも?(ころころ)成功」
GM「じゃあ、一般人ではないね。あとノノは、昔どこかで感じたことがあるかもしれない」
ピース「ふむ……佐藤さん、あなた何か力持ってます?」
佐藤「皆さんみたいに強くて便利な力じゃないんですよ。見たもの触ったものを分析する力です」
ピース「!? じゃ、じゃあ今わたしのことも?」
佐藤「え? ……あ、いや、まあ、やろうと思えば、さすがヒーローのお肌はきめが細かいなぁ、ぐらいのことは」

こそこそ話をする3人。
キッド「どうします? 明らかに怪しいですけど」
ノノ「GMがこんなところで出すNPCってことは無意味なわけがないわ」
GM「こらこら、そんなメタ思考で読むな(笑)」
ピース「連れてく? どう考えても足手まといっぽいけど」
ノノ「足手まといならぶっちゃけ判定にペナルティとかだけど、彼の能力はわたしたちにはないわ。それが必要になるかもしれない」
キッド、ピース「なるほど」
GM「ちなみに、彼を連れて行っても連れて行かなくてもシナリオはどっちでも進行可能だからねー(笑)」

突然現れたNPCにめちゃめちゃ警戒してる3人でした。
ヒーローものでこういう逃げ遅れたNPCは必ず話に絡んでくるけど、そういうお約束のときにどう考えて動くかっていう葛藤はあんまり描写されないから、こういうのはとても興味深い。
ちょっと思考はメタっぽいけど、連れてくのが安全か、隠れてるのが安全かという二択でも結構いろんな要素が絡んでくるから、どっちが必ず正解ってのはないと思うなー。

閑話休題。
3人はこの怪しいおじさんを連れていくことにしました。
結果、その後の判定に少しペナルティがかかる面もあったりしつつ、無事に怪人たちのいる教室に辿り着きます。

■クライマックス
怪しいおじさんには教室の外で待ってもらいつつ、教室に突入する3人。

二流の男子生徒を椅子にして、二流の女子生徒に扇で仰がせ、一流生徒とティータイムをしている怪人が立ち上がります。

怪人「何者だ?!」
ピース「その子たちを解放しなさい!」
キッド「お前がこの学校の生徒だってことはわかってるんだ! もう悪いことはやめろ!」
ノノ「……典型的な支配欲求の現れみたいなことしてるわね……(苦笑)」
怪人「実力のあるものが実力のないものを支配する。それが正しいってあの人も言ってくれた! そして力をくれた!」
ノノ「あの人? よっぽど素敵な男性なのね?」
怪人「……そんな質問に答えるかバーカ」
ノノ「く、調子に乗って答えるかと思ったのに。意外とクレバーね。まあいいわ。戦って、吐いてもらいましょ!」
怪人「僕はチクタクタイム! 時間を操る力を授かった! この教室は僕の支配下だ!」

ということで戦闘開始です。
一般的な加護ゲームだと、開幕で全力ぶっぱなしが多いのですが、このゲームでは「ブレイク効果」という強力なルールがあるので、お互い様子見です。
1ラウンド目は通常攻撃で削りあう中、ラウンド終了時にチクタクタイムが動きます。

チクタクタイム「エンゲージが離れれば、範囲攻撃をくらわない……と思ったか?!」
チクタクタイム「《ハイスピード》で同じエンゲージにいるキッドごと、後ろのノノにエンゲージ! これで次のラウンドに範囲攻撃の餌食だ!」
ノノ「く、本当にクレバーな」
ピース「どうする? 《ダブルアクセル》で割り込めばエンゲージ離れられるけど」
ノノ「1回ならそれでいいかもしれない……でも、多分1回じゃ終わらない」
チクタクタイム「くくく、さあ、どうする?」

そんなこんなで今回はエンゲージ戦術を駆使した感じでした。
TSさんとフィロスは別の加護ゲームで《エクステンション》みたいな加護がシーン全体を狙えるのが当たり前だったので、「ブレイク効果」でないとシーン全体を狙えないのが新鮮でした。

しかし、やがてお互いのFPが少なくなってブレイク効果が爆発していきます。

チクタクタイム「《リブートコマンド》で《ハイスピード》を使ってもう一度エンゲージをひとつに!」
ピース「え? 《ハイスピード》のブレイク効果で回避クリティカルにしたほうがいいんじゃ……」
チクタクタイム「わかってる! でも、これがやりたかったんだ! 行動終了後にブレイク効果でダメージアップした《シヴァクスクリュー》をキッドに当てて落とす!」
ノノ「ふふ、そのロマンを追う姿勢、嫌いじゃないわ。わたしも巻き込まれて倒れるから全く悪手というわけでもないしね。でも! キッド、ピース!!」
キッド「応! ブレイクしつつ、《リベンジバイト》でダメージを返す!」
ピース「ええ! もらった《リブートコマンド》で復活した《フェニックスホープ》でノノさん復活!」
ノノ「(立ち上がって攻撃)あ、外れちゃった。でも、わたしのは本命じゃないわ」
キッド「うおおおー!!! ブレイク効果《グレイトサクセス》で回避不可能の攻撃!!」

さすがにブレイク後に《リベンジバイト》からメインアタッカーの全力攻撃を打ち込まれて生き残れるHP設定にはしてません。
チクタクタイムはばらばらになり、その中から学校で一番頭の良かった優等生が出てきました。

■エンディング
ほっとして弛緩した空気が流れた教室の中に拍手の音が。

ノノ「やっぱり、、、佐藤茂、あなたが『あの人』だったのね!?」
佐藤→サタニス「わたしの本当の名前はサタニス(注5)。ええ、その通り、その生徒に力を与えたのはこのわたしです」

さえないおっさんだった佐藤を黒いオーラが包むと、フードで顔が隠れてよく見えない感じのヴィランに変身しました。

ピース「ってことは、あなたの能力はさっきのは嘘?」
サタニス「いいえ、本当です。わたしの能力は不便なもので、お互いのことをよく知らないと正確な分析ができない」
サタニス「あなたたちに興味があるのですよ。特に今は、あなたに、そう、スプリンクル・ピース!」

サタニスの粘りつくような視線がピースの四肢をなめまわすように見つめていきます。

ピース「ひぃぃ、気持ち悪い!」
サタニス「これだけわたしが自分のことを教えているというのに、あなたのことがこれしかわからないなんて」
サタニス「なるほど。もしかしたらあなた自身もわかっていないのかもしれませんねぇ?」
ピース「い、いったいなにを!」
サタニス「ああ、ただの独り言です。でも、そうですね。せっかくですから、この子を連れていきましょう」

サタニスがマントを翻すと、その姿は一瞬で、教室の隅に避難していた生徒たちのところへ。
そのマントの先が、震えていた宏美に触れると、彼女はふっと消えてしまいます。

ピース「な?!」
ノノ「ここはヒーローに囲まれてるのよ。逃げられると思っているの?」
サタニス「逃げられますよ。わたしなら、ね」

にやりと笑ってサタニスがマントを翻し、消えようとした瞬間、教室の扉が勢いよく開き、女の子が飛び出してきます!

明「不意を突けば、わたしでも!!!」
サタニス「そんなわけないでしょう?」

マントに触れるとふっと消えてしまう明。
そして、にやりと笑いつつ捨て台詞を残して消えるサタニス。

サタニス「安心してください。招待状はすぐに送りますから。では」
キッド「あきらー?!」
ノノ「……ま、まさか、明ちゃんまで」
ピース「それにあの時、……一体何をどこまで見られたんだろう」

明と宏美という2人の人質をとられた状態で、それぞれのエンディングです。

ブレードから「サタニスというのは、かつて倒された恐怖の大魔王の名前だ」と聞いて戦慄するノノ(注6)。
厳に、明が攫われてしまったことを報告するキッド。
そして……。

杏輝の母(注7)「ひろみ? ひろみは?」
杏輝「ヒロちゃんは……」
ノノ「申し訳ございません。怪人を倒した瞬間、もう1人怪人が現れ、宏美さんは攫われてしまいました」
杏輝の母「?!」
ノノ「必ず、わたしたちヒーローが彼女を救い出してみせます! だから、少しだけお待ちください」
杏輝の母「……わかりました。お願いします」
杏輝「…………」

◆反省と考察
ロール:3点
ゲーム:4点
ストーリー:4点
ボーナス:3点

ちょっと辛口かな(笑)。
ロールはかなり楽しかったけれど、今回はシナリオ的に軽めだったのでも3点。
そもそもGMがシナリオで上限値を定めてしまうのもどうかと思うが……、詳しくは考察で。
ゲームはまずまずうまくいったので4点。
ストーリーは、普通にいったら3点だったような気がするけど、体育館脱出とか、佐藤との掛け合いとかが予想以上に楽しかったので4点。
ボーナスは特筆することはなく、大体予定通りうまくいったので3点かなー。
やはりちょっと辛口な気がする(苦笑)。

◯良かった点
・ちゃんと再開できてよかった。
・進行に協力的なプレイヤーたちで本当に助かる。

◯悪かった点
・前後編の前編は盛り上がらなくていいのか。

個別解説。

・ちゃんと再開できてよかった。
前回セッションは7月だった。
再開までなかなか時間がかかったな(苦笑)。
「良いキャンペーンは、ちゃんと終わるキャンペーン」という個人的な名言がある。
かつて連絡がとれなくなって中断してしまったキャンペーンがある。
前述したとおり、今回連絡はとり続けたが、常にドキドキしていた。
無事に再開できてよかった。

・進行に協力的なプレイヤーたちで本当に助かる。
今回のシナリオは、比較的制限の強い中でどのような動きをするか、という感じだった。
当初は箱庭型にしようかと思ったが、世界設定が緩くて「何ができるか」「何ができないか」が言ったもの勝ちなこのゲームではちょっとコントロールが難しいかな、と思って、箱庭型からもう少し制限を強めに変更してみた。
まあ案の定、予定通り、シナリオに沿って動いてくれてとてもスムーズにゲームは進行した。
GMフレンドリーな仲間達で本当に助かる。

・前後編の前編は盛り上がらなくていいのか。
今回の課題。
細かく書くと次回のネタバレになってしまうので書けないが、杏輝についてはやりたいネタがあって、是非ともそれにフォーカスを当てたかった。
ただ「各PC主役回を前後編でやる」という緩い縛りのようなものに今回挑戦してる結果、今回は前編にあたり、あんまり強く光を当てることができなかった。
そのため一本道っぽいシナリオになってしまったことは否めない。
吟遊詩人だと言われてしまうかもしれないが、まあ、そうならないための要素も組み込んでいたし、このPL達にかかればどんなシナリオも面白くなるとは思うのだが。。。

今回は宏美ちゃんにサタニスという重要NPC登場回だったので、正直ボスがモブっぽくなってしまったことは否めない。
ただ、もうちょっとボスの子に光を当ててあげてもよかったかなーとも思う(苦笑)。
あの子は学校一番の成績だけど、不良に絡まれてダメージを負ったり挫折したりという心の歪みをサタニスに付け込まれたという裏設定があったのだが、語る時間がなくなってしまった(苦笑)。
今回の題名はその名残。
今後のシナリオで活躍させられるかなぁ。




というわけで再開したマージナルヒーローズキャンペーンでした。
前後編の前編なので、次回への引きが強い展開でした。
色々と予想したことも予想以上のことも起こっているので、次回のシナリオもかなり楽しいことになりそうです。
3月かな? 楽しみにしながらシナリオをまとめるとしましょう!





(注1)マージナルヒーローズ:正式名称はチェンジアクションRPGマージナルヒーローズ。
スーパー戦隊、仮面ライダー、プリキュア的な変身ヒーローをやるTRPG。
サプリメントで色々種類が増えて、銀河刑事とかウルトラマンとかデジモンとかもできるようになってきた。
正統的なFEAR系ゲームの成長っぽくて面白い。

公式HPはこちら。
http://www.fear.co.jp/marginalheroes/index.htm

(注2)回復が主:ブレイク効果の副次的な効果。
他の加護ゲーム同様、このゲームでもブレイクするとFP・HPが回復しなくなる。
そのため、回復系特技はあまり役に立たないと言われることが多い。
ただ、このゲームにはブレイク効果があるため「いきなり全力を出して初手でブレイクする」ということがあまり多くない。
そうすると、HP回復特技が役に立つシーンが多くなるのだ。

(注3)シヴァクゾーンの戦闘員:戦闘員というと「イー!」というショッカー戦闘員が浮かぶが、今回はちょっと違う。
炎が人型取ったような身長1mぐらいのイメージ。
敵組織が色々いるので、戦闘員のイメージもバリエーションに富んでいる。
この辺りはどこまでこだわるかはGM次第だが、個人的には公式でもう少しビジュアル面を強化してもらえると嬉しいかなーなんて。

(注4)勝てそうにありません:このゲームの戦闘員は《数は力》という能力を持っている。
同じシーン内にいる《数は力》を持っているエネミーの数だけダメージが増えるのだ。
100体いたらダメージが+100D6されるのだ。
そんな戦闘は実際は行わないが、PLたちはそういうのも想像して「ここで戦うのは得策じゃない」と思ってくれたようだ。

(注5)本当の名前はサタニス:粗筋では省きましたが、エンディングで本物の佐藤茂が縛られているのが発見されています。
学校に来るところ予定までは本物だったのですが、実際に学校に来たのは偽物だったのです。

(注6)戦慄するノノ:PCのロールプレイで「そんな……まさか」とか言ってました。
ただ直後にPL発言で「こんな序盤で登場するなんて、絶対ラスボスじゃないね。きっとまだ黒幕がいる」とか言ってました。
期待してくれてるのか、ただの感想なのか(笑)。
応えられるように頑張ります。

(注7)杏輝の母:今更、脚注で説明するのもあれですが、杏輝の代々ヒーローの力を継承する家系です。
ただ、親から子に順当に行くわけではなく「先代が死んだときに、記憶と能力が、家系内の誰かに発現する」というタイプです。
ちなみに今のピースの先代はおばあちゃんだったらしいです。

本来女性に継承されることが多かった、とか。
つまり、杏輝の両親は「恐らく娘に継承されるであろう」と予想してたところ、息子に力が継承されてびっくり、みたいなことになったのかな。
そしてGMと青海さんの相談によって宏美ちゃんにはこのことはまだ秘密ということにしてもらいました。

杏輝は、自分が死んだら宏美に力がいくのでは、と心配していたり。
この辺りの設定が、次回の伏線になってくるんだと思うんですが……さあ、うまくできるかな(笑)。

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by phirosu2 | 2018-02-04 11:43 | マージナルヒーローズ | Comments(0)
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