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VS魔犬姫
先日は魔獣戦線(注1)で水無月さんがGMのセッションでした。
優先度マジック(注2)のおかげで予想外のセッションに参加できて嬉しいやら忙しいやら(笑)。

ともあれ、かなり劇的なセッションだったことは間違いないといえるでしょう。






◆キャラクター紹介
■1人目
名前(PL名):SWON(ザイン)
性別/年齢/種族:女/30/人間
位階:皇帝
ゲーム的特徴:言霊と様々なものを見る眼を持っている。
状況変化能力が高いので封印型と言えるかな。
五代目封印の騎士(注3)"姫"の名は伊達じゃない。

ロール的特徴:厳しくも優しいお姉様。
しばしば理想論者なときがあり、周囲を巻き込むこともある。
それでも頼れる印象が強いのは、結果を出しているせいか。

その他:美男美女が多いの騎士の中でも際だって美人だと認識されている。
これはPLの力量の差か、それとも熱心な固定ファンの布教(注4)のせいか。

■2人目
名前(PL名):琴音有希(雲)
性別/年齢/種族:女/?/魔族
位階:魔術師
ゲーム的特徴:空間操作と精神操作により、やはり状況変化能力の強いキャラ。
7代目封印の騎士はこの子になるんじゃないかとこっそりフィロスは予想している。

ロール的特徴:熱いSWONと対照的にクールでシビアな女王様。
前の感想でも書いたが、魔界は生死の概念とかが実は違ったりするのかもしれないとか思ったり思わなかったり。
……ただ、長生きしてるからかもしれんけどね。

その他:頼れる女その2。
やはり実力がそれを物語っている。

■3人目
名前(PL名):羽遠瞳(フィロス)
性別/年齢/種族:男/26/犬獣人
位階:戦車
ゲーム的特徴:超高速体術と雷を操る鬼を使役している攻撃型キャラ。
基本的に戦闘しかできないので、調査や封印がメインの魔獣戦線では比較的不利なキャラになる。

ロール的特徴:それでも戦闘型のキャラがいなくならないのはやはりゲームの花形は戦闘ということだからだろう。
戦闘型の仕事は、他のキャラクターが準備してくれた答えをその身を持って試すこと。
瞳もそこは変わらず。
ちょっと頭の緩い正義の味方なので、仲間がいなかったら今頃生きてはいないだろう。
仲間に背中を預けながら、最前線でド派手に戦うことこそが、戦闘型の醍醐味なのだ。

その他:実は1年ぶりの登場。
色々ネタを仕込み中でフィロスが社会人になってしまって参加ができなくなってしまったので、フィロスの中では色々ちゅうぶらりん(苦笑)。
これからなんとかしないとなー。

◆粗筋
やはり魔獣戦線のフェイズにあわせて
登場→邂逅→調査→集合→戦闘→退場
でいきます!

■登場
有希は動物を愛でているところをフライデー(注5)されたり、
瞳は一晩中人助けしてたり、
SWONはミスコンで優勝しかかったりしてるところで
魔獣討伐の依頼を受けて、戦うことを決意する各人。

■邂逅
集会場の神社に集まる一行。
いきなり現れる有希に瞳が身構えたり、走って四国まで来た瞳にSWONがあきれたりしながら最新情報を得る。

今回の魔獣は伝承になぞらえて現れる魔獣。
男に弄ばれて傷ついた女が大切なものと引き換えに依頼すると、復讐を引き受ける犬姫が現れる。
そんな伝承にそった魔獣だった。

というよりも、過去に何度かよみがえった魔獣が伝承として残った、というほうが正解だったらしい。
今回はいのりという女の子が、男に二股掛けられたのを苦にして犬姫に願いを託したのだという。
犬姫は彼女の身体を操って、暴れているようだった。

この段階で、魔獣の核となった少女が生きていることをほぼ確信。
助けられないかと考えだすフィロスであった。

■調査
そして、毎回ちょこっとずつ変更されている情報判定。
対象が絞られてない質問してもペナルティを受けなくなったり、ルール作成時には忘れられてたアルカナが入ったりしました。

SWONは、魔獣の核となったいのりちゃんの友人に事件の様子を聞きに行き、傷つく少女を見守る。
有希は、魔獣に襲われて半壊した暴力団に踏み込み、雑踏はふっとばし(注6)、生き残った若頭をあしらい、情報源の愛人の信頼を勝ち取ったり。

瞳は、いのりちゃんのおじさんでもあり、伝承研究家でもある人に聞き込みに。
どうにかNPCの信頼を得ようと「いのりさんを助けたいんだ」方面で攻めていたら、実はこのおっさんは親戚の死よりも自分の研究があたっていたことに感動を覚えるちょっといっちゃった人だった。
殴りたいのを我慢して、戦場についてきてもオッケーという約束までして、なんとか有効的な関係(注7)を築けた瞳。
この段階では、戦場に一般人を連れてくるという勝手な約束をした困ったチャンでしたが、それが後でまさかあんな展開を招くとは、誰も思っていませんでした。

■集合
特になし。

■戦闘
弱点がほぼ判明していたことと、裏技を使われてもダイスでなんとかおしきり、無難に勝利に向かっていた。
しかし、彼女が完全に魔獣になっているかどうかは最後までわからず。
SWONが彼女を戻そうとしたが、GMの答えは無上にも「SWONの知識ではわかりません」。
ここにきて、連れてきていた狂人の教授からヒントが!
まさかここで連れてきた狂人のおっさんが役に立つとはなー。
といってもかなり遠いヒントだったので、色々と苦戦はしたけれども……。
結果を言ってしまえば、彼女は完全に魔獣になっていたわけではなく、生き残ることができました。
彼女が犬姫にささげたのは、ピアノを弾くための両腕。
けっこうなんでもありの魔獣戦線でも、彼女の両腕は治すことができないというジャッジが下った。

■退場
有希は、生き残った彼女を一瞥して立ち去る。
瞳は去りながら、自分の心の弱さを嘆く。
そしてSWONは、生き残ったいのりちゃんをおじさんに預け「生きてほしい」と伝えて去る。

トラウマから男性恐怖症に陥っていた少女は、勇気を振り絞って一人の男を愛する。
しかし、その男に二股をかけられていたことを知った少女は、将来の夢だった両腕を捧げて復讐する。
男は死んだ。
しかし、彼女は生き残った。
両腕を失った代わりにたくさんの人間を殺した事実が残り、彼女はこれからどうなるんだろうか。

◆反省と考察
ロール:3点
ゲーム:2点
ストーリー:3点
ボーナス:3点

突然の参加で、瞳をあまり練ることができずに出てしまったが、結果的には悪くないセッションだったのでよかったなーと。
俊也がゆっくりと一つの道を進み続けるキャラだとすると、瞳は迷走しながら寄り道しながら進んでいくキャラのような気がする。
今回、今までだったらおっさんを殴るようなシーンでも、殴るのをこらえてみたり、戦場におっさんをつれていってみたりと、今までの瞳とは少し違う動きをしたり、エンディングではまだまだ自分の弱さを嘆いてみたりとか、まぁ、相変わらず少しずつ変化と伏線をばらまいてるなぁ、なんて。

NPCとの会話にかまけて、時間切れになってしまい、情報判定のチャンスを一回ふいにしたのは完全にミスだったけれど、まぁ、仲間がベテランだと多少の無茶でもなんとかなるよなぁと結構らくらくな気構えだったのは否定できまい。

裏技2連発も防げなかったしなぁ(苦笑)。
そんなわけでゲームは1段階落ちてる感じ?

やはり、主人公がいない魔獣戦線で熱いキャラは難しいね。
少し厚かましく前に出るぐらいがいいのかなぁ。
裏でPL同士ですりあわせていくしかないんだろうけどね。

あと思ったのは、SWONや瞳のような熱いキャラを久々に見たような気がした。
SWONと有希の動きとかを見ていて思ったことだけれども。
最近はやたらと「魔獣と戦うときは冷静沈着」とか「感情を殺して戦う」とか「ビジネスで魔獣と戦うから感情は挟まない」とかそういうキャラが多い気がする。
友人にそんな愚痴を吐いたら「最近のラノベも無気力系とかクール系が流行りだからねー」とか言われて納得してしまった。

俊也を使ってる自分が言えた事じゃないんだけれども、個人的にはもっとこう感情に任せて戦うPCが多くてもいいと思うんだよな。
魔獣は世界を滅ぼすっつー化け物なうえに、我々の感情を刺激する残酷な事件を起こしていたりもするわけで。
これに対抗するために、感情的にならない理由はないと思うんだよなー。
もちろん、今回の瞳を見てもわかるように、感情は調査や討伐には邪魔になることが多いけれども、無感情に出てきた情報を並べて魔獣を退治するなら、電源のあるRPGをやっていても同じなんじゃないかと。
PCを操っていて、生まれた感情をPCに投影して発信して、周りがそれに反応してリアクションして、そうやって物語ができていくのが『ロール』プレイングゲームじゃないのかなーとか思ったり。
もちろん、魔獣戦は油断すれば死ぬ。
でも、そういう死ぬ間際だからこそ出せる輝きとか感情の発露ってもんがきっと魔獣でしか出せない要素なんじゃないかなーとか思う。

最後に少しフォローすると、PLまで感情的になってしまうとただの困ったチャン。
今回の瞳なんかはちょっとそっちにいきかけて焦った(苦笑)。
でも、きちんとゲームの前から「このキャラはこういうときにはこういう反応をするキャラです」という断りを入れておけば、他のPLも面喰らったりしないはず。
むしろ、そういう動きがはじめから期待できるなら、それに対するリアクションも考えておけるので、うまいロールができるんじゃないかなーとか。

PCは熱くPLはクールに、他のPLの理解と協力の上でやるゲームは絶対に楽しいはず。


この感想を書いていてふと名言フォルダにあった台詞を思い出したので、それで締めてみる。
ガンダム00の台詞だから、知ってる人も多いはず?

「立場で人を殺すのか? 引き金ぐらい感情で引け!」
(byハレルヤ=ハプティズムinガンダム00)




(注1)魔獣戦線:水無月さんが運営しているオンライン専用TRPGシステム。
自由度のあるキャラメイクとスピーディーなセッション進行、そして非サザエさん方式な時間感覚が売り。
長くやればやるほど味が出ていくPCは、他のゲームでは味わえない楽しみ。
http://homepage3.nifty.com/gensouyuugi/

(注2)優先度マジック:魔獣戦線のセッションは優先度というポイントが高い3名が参加できる。
このポイントはセッションに参加できない期間が長いほどたまりやすい。
フィロスは先月にセッションをやったばかりだったので参加できないと思っていたが、今回参加希望が少なかったので参加できたのだった。
……慌てて予定調整したのはここだけの話だ(爆)。

(注3)五代目封印の騎士:特に活躍している騎士には「聖騎士」と呼ばれる称号が送られる。
封印の騎士は魔獣の弱点封印に活躍したことを表す称号。
SWONは5人目の封印の騎士というわけだ。

(注4)固定ファンの布教:SWON登録当時、まねさんというPLさんが「姫!」と呼んでSWONのことを崇めたてまつったことがあった。
もちろんザインさんのロールが素晴らしい効果もあるだろうが、なにしろとりまき(違)の印象が強かったのも事実だ。

(注5)フライデー:犯人は総帥。
最近総帥は携帯で騎士の写真を撮るのが趣味のようだ。
念写だろうが遠見だろうが自由自在のくせに。
新しい携帯を買ったから見せびらかしたいのだろうか(爆)。


(注6)ふっとばし:物理的にふっとんだわけではない。
空間操作でどこか別の場所に「ふっとばされた」のだ。
このへんの躊躇のなさは素晴らしい。

(注7)友好的な関係:具体的には情報判定で+2のボーナスを得る。
結果からいえば彼の「戦場に私を連れて行ってくれ」という依頼を受けることで友好的な関係を築けたのかなぁと思う。
しかしまあ、不器用な瞳を演じつつ、狂った教授を息を合わせようとするのは非常に苦労した。
ゲーム的な思考とロール的な思考の板挟みにあったのは久々だったかもしれない。

by phirosu2 | 2009-11-01 20:35 | 魔獣戦線 | Comments(0)
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