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封印されし遺跡
先日は自分がGMのアリアンロッドでした。
いやはや、もう、自分勝手にマスタリングしてわがままできる仲間がいるってのは嬉しいことですなぁ。
そんな感じで、得るものはそれほど多くはなかったですが、自分の持っているものの大切さを再確認できたセッションでした。

いやね、最近TRPG団と上手くタイミングがあわずにほとんど参加できず。
足りないTRPG分を補おうとリプレイを読み漁るも、逆にやってみたくなるような始末。
そんなときに「汝のなしたいようにするがよい」と何かの声も聞こえたりしたので、本来は休息日のはずの予定に無理矢理セッションねじこんでみました。






結局、あまり準備万端とは言えない状況でセッションに臨むことになりました。
しかしそれは予測済み(予測済みなら準備しろよというのはおいといて)。
今回招いた面子の共通点はただ1つ。
「てきとーに、わがままにマスタリングしても上手くあわせて楽しませてくれる仲間」
当然、準備無しで挑むのは、最も慣れ親しんだシステムのアリアンロッド。
ミドルフェイズは準備0でも遊べるランダムダンジョンもどき。
アリアンは敵のデータも豊富だから、楽でいいねぇ。
やっぱこういう楽できるプラットフォームが整ってるってのは素晴らしい。
きくたけは神だね。

閑話休題。
そんな消極的なんだか積極的なんだかわからないセッションに参加してくれたのはこいつらだっ!

フリスク。
水魔法使いの少年。

モノ。
刀を使う侍。

ケヲーユ。
魔導銃を使うシーフ。

ミサキ。
プロテクションを完備した支援ダンサー。

ティアナ。
隠れて打つシーフ。

GMがストーリーもなんもなしに始めたから、PCも過去とか因縁とか一切ありません。
あ、いや、PCはなんか言ってたような気がしたけど、シナリオに関係ないから忘れた(酷)。

そして、彼らが活躍した粗筋……というほどのものでもないが……はこちら。
遺跡に入ると、少年がモンスターに襲われている。
(ちなみになぜ遺跡に入るのかは決めてない。冒険者なら、遺跡があったら入るだろ? ってことで入ってもらった)
助けたあとに、奇妙な構造をしたダンジョン攻略すると、最奥の部屋で魔族がなんかやってた。
(この魔族が何をやってたかは、PLには教えたが、PCには教えてない。まあ、魔族は人類の敵だし、ぺらぺら喋るのもおかしいし、倒すのに理由はいらんでしょう)
魔族やっつけると、少年が拉致られてダンジョンにとりこまれて、ダンジョンが「立ち上がる」。
(この演出だけは力をいれてみた)
巨大ゴーレムとなったダンジョンの中から少年が助けを請うので、ゴーレムを壊して少年を救い出して、めでたくエンディング。

今回のテーマは「ギミックに凝った戦闘」。
自分がもっと上手いGMになるためには、今は苦手と自覚しているゲームギミック的なものを身につけるべきだと考えてみる。
かといっても複雑なのを考えるのは大変なので、たまたま読んだポリフォニカリプレイにのっていたFS判定をぱくってみた。
FS判定ってのは、詳細は省くが、説得やチェイスなどの戦闘以外の判定を一発で決めるのではなく、何回かに分けて判定を繰り返して成否を決めようというもの。
ラウンド管理するので、戦闘などと同時平行させることが可能なのだ。
今回は、クライマックスの巨大ゴーレムとの戦闘で、ゴーレムの物理防御と魔法防御を両方100に設定して生半可な攻撃では抜けないようにした……はずだった。
ダンジョンの途中で助けた少年が、巨大ゴーレムの制御ユニットになっていたので、彼を説得することでゴーレムの動きが鈍くなったり、防御が薄くなったりして有利になる展開……のはずだった。

なぜ「……はずだった」と繰り返しているのかといえば、もちろん失敗したからなのだ(苦笑)。
急ごしらえのFS判定もどきではだめだったのか、現実はそこまで上手くいかなかった。
もちろん、あまりストーリー性を持たせなかったので、PCたちが少年を説得しようとするモチベーションがないってのも失敗要因のひとつではあるんだけれども……。
一番の失敗は、PLの中にゴブリンさんがいたことでしょうか(爆)。

ゴブリンさんとは、今までやったアリアンのほとんどで攻撃要員、それも要となる大ダメージを叩き出すことを得意としているプレイヤーさん。
というか、レイジ使い(苦笑)。
あと、侍やってたtheさんも、ソウルバスター+レイジなんていうお手本みたいなコンボを習得していやがって……。
あーそうだな、認めよう。
最も一番最高にダメだった失敗は、久々でアリアンの戦闘バランスを忘れていたこの自分自身だよ!
結果から言えば、防御力100点は、レイジ持ち2人にとって、紙よりも薄い壁でしたorz
あっという間に巨大ゴーレムは破壊。

本来なら説得せずに壊しちゃうと少年は死んでしまう予定だったのですが、PLたちが知恵とリソースを絞って助けようとしてるんで、まあ、ストーリーはどうでもいいかってことで生き残ったことにしました。
巨大ゴーレムの強さ演出のために街1つ火の海にしてたんで、少年を助けてもパーティみんなで東に逃亡ってエンディングになりましたが、まあ、それはご愛嬌ってことで。


しっかし、おかしいなぁ。
レベル5が5人のパーティに、レベル22のゴーレムの防御をめちゃ強化して「説得しないとまずい」バランスのはずだったんだが……。
途中のダンジョンは戦闘のカードを多めに調整したランダムダンジョンで、PLたちが飽き飽きするほど戦闘をして、リソースもそれなりに削っていたはずだったんだが……。
ゴーレムとの戦闘の前に、魔族2体と戦闘もして、決して手加減もしてないんだが……。
アリアンのバランスについては、少しリハビリしないと戻らないようだなぁ(苦笑)。
どうする? サガと一緒に高レベルのキャンペーンでもやってみるか?
時間ねえなぁ(苦笑)。


最後に、今回一番面白かった感想で締め。
theさん「こんな高レベルでやったアリアンは初めてだったので、楽しかったです」
他一同「え、高レベル?」
解説すると、今回集まった面子のうち、theさん以外は、現役学生時代に週5回アリアンをやってたような連中。
アリアン総プレイ回数50回は下らず。
キャンペーンを3本。
うち1本は20話を超えていたはず。
最高レベルは18ぐらいだったか。
それに対して、theさんは、アリアンはほとんどやらない環境で、今までのアリアン経験はほとんどレベル1。
おそらくキャンペーンは以前フィロスのやったセッションだけなのではないだろうか。
つまり、5レベルというレベルに対する感覚が、全く違うのだった。
まあ、なんていうか、同じように(というと少し語弊があるが)フィロスが頼れると思っているPLでも、システムによってここまでの違いが出るのだなーと。
仲間の大切さと、面白さに気づいた、いつもとは違う意味で有意義なセッションであった。

by phirosu2 | 2008-09-07 02:10 | アリアンロッド1 | Comments(0)
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