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死ねない少女は明日笑う
先日はTRPG団で、自分がGMのマジカルガールズRPGでした。
とても楽しいセッションでした。
ただ、自身の力というよりかは、SRSのすごさと上手いPLさんに支えられたセッションでした。

まずはマジカルガールズの説明をせねばなるますまい。
マジカルガールズは、フィロスが作成したSRS(注1)対応のTRPGシステムです。
雰囲気的には「リリカルなのは」や「プリキュア」を再現できるような魔法少女バトルRPGです。
フィロス的には魔法少女といったら「どれみ」とか「ハーマイオニー」なのですが……。
まあそこは時代のニーズに合わせて(爆)。






以前にも少しだけ日記に書きましたが、それがテストできる状況になったので、実践したのが今回のセッションです。
参加していただけたのは3人。

PC1は、バトリアン/がっつ/がくせいの熊谷岬。
16歳の女子高生です。
かつて事故で両親を失い、魔法使いに育てられて現在にいたります。
辛い過去を受け止め、元気に生きる剣道少女は、今回のPC1として漢前(「おとこまえ」と読む。ただの性別ではなく、心理的、性格的、本質的に男らしいことを表す)な活躍をしてくれました。

PC2は、スペリスト/ながいき/おじょうさまのティア。
実は何百年もの時を生き、現在は稀少本を集めながら隠遁生活をしている外見だけは13歳の少女です。
「長い時の中で財力は得たが、魔法使いとしての能力とダイス運は過去に置いてきた」と自称する彼女の活躍(と書いてハプニングと読む)は感想でお楽しみ下さい。

PC3は、デバイサー/けもの/つんでれの土屋ふみ丸。
なんと、その正体は狸という、しょっぱなから濃いキャラクターの参戦です。
さらに飼い主以外にはツンデレという設定により、喋るだけで受ける痛烈なキャラクターになりました。
通称ツンデレ狸。
椎音ちゃんといい、エリー&ドクタータイラーといい、彼のキャラクターはいつも独特の味がありますね(笑)。

なお、マジカルガールズの世界には老若男女様々な魔法使いがいます。
しかしキャラメイクできるのは、6歳~18歳の女の子、つまり魔法少女だけなのです。
なにせマジカルガールズですので。
なぜ? とか聞いてはいけない。そういうお約束だから。

さて、そんな彼女たちが活躍したあらすじはこちら。

舞台は現代日本。
様々な理由により魔法の存在は秘匿され、大部分の一般人はそんなことを知らずに生活しています。
そんな中、強い願いを持つものの願いを勝手に叶えて世界を改変するワルダネというマジックアイテムが登場。
これが魔法のことを露ほども知らない一般人とかにも取り付いちゃうからさあ大変。
勝手な願いで世界がめちゃめちゃにならないように、魔法使いたちはワルダネ事件を解決しなければいけないのです。
なぜ? とか聞いてはいけない。そういうお約束だから。

というわけで、今回の話は「何度自殺しても死ねない女の子がいる」という日常では考えにくい怪しい事件を追います。
街で飛び降りた女の子を助けたり、稀少本に釣られて引きこもり脱出してみたり、野良犬をペディ○リー○ヤムを餌にして買収したりしながら、各キャラはこの事件のことを知り、調査に乗り出します。
それぞれ、少女本人を説得したり、街のカラスに話を聞こうとして馬鹿にされたり、溢れる金をばらまいて興信所を雇った結果、以下のようなことがわかりました。

・女の子の名は聡子。
・聡子はいじめを受けている。
・両親や担任にも相談できない状況で絶望し、死にたがっている。
・ワルダネは願いを叶えるはずなのに、聡子の願いとは矛盾した現象を起こしている。

真相をつきとめるため、聡子本人に聞き込みをしようとする一行。
もちろん、聡子は一般人なので魔法やワルダネのことを直接教えるわけにはいきません。

もしも一般人に魔法使いだということがばれてしまうと、なんと、その魔法使いは動物になってしまうのです!
なぜ? とか聞いてはいけない。そういうお約束だから。
マジカルガールズには、そのために正体がばれたかどうかを判定する暴露判定というものがあるのです!

というわけで、軽くテストがてらふみ丸とティアにファンブル以外OKな暴露判定をやってもらいました。
……そこでティアがファンブル(爆)。
なんと狐になってしまいます。
一番中心で話をしていたティアが突然狐になってしまったので、それを必死でごまかそうとする岬とふみ丸。
いやあ、笑える笑える(酷いGM)。
結局、隣の部屋から電話ごしに会話に参加するティア(注2)。
そこで、岬の「とても魔法少女らしい漢らしさ溢れる説得」(注3)により聡子は死にたいと思うことを止めます

あとはワルダネの宿主を探すだけ。
聡子の話から、毎日愚痴を聞いてくれたペットのハムスターがいるとのこと(注4)。
案の定そいつが犯人でした。
ハムスターに宿ったワルダネが花を咲かせる(=願いが現実として固定される)前になんとかぎりぎりワルダネを駆除することができました。

そして、最後にみんなもう一度暴露判定です。
戦闘中になんとか狐から戻ることができたティアにもやってもらいました。
まさかの事故が二度と起きないように、今回もファンブル以外OKな軽めの難易度。
……なのに彼女はまたやっちまいました(苦笑)。
暴露判定二度目のファンブルを(笑)。
ひとしきり笑った後に、本人の強い要請により、経験点を諦めることで振りなおせるルールがその場で追加されました。
全く、なんて素晴らしいデバッガー(笑)。

死にたがりの少女は三人の魔法少女のおかげで明日へと生きていこうと思い直したのでした。
めでたしめでたし。


正直初めてのテストとしては考えられないほどの楽しいセッションでした。
PLさんからの感想も満足いくレベル。
ただ最初にも言ったけれど、楽しいからと言って、完成度が高いシステムとはかぎらない。
ふみ丸の強烈なキャラがオープニングから中盤を盛り上げ、ティアが暴露判定で笑いをとりつつしっかりした推理で物語を引っ張る。もちろん岬はPC1らしく、ヒロインを死の願望から救い出す。
いやはや、あの説得のシーンは盛り上がったねぇ。
易しいはずのクライマックスは、タイムリミットシステム(注5)によって普段はない緊張感を醸し出し。
んでまあ、最後はティアの二度目のファンブルでしっかり落ちがついた、と。
少し言い方を変えれば、PLがのびのびと遊べるような環境を提供できるシステムということなんだが、土台がSRSだからその辺もある程度保障されてるしなぁ。

本当はもっとシステム面に入り込んで、「マナカード」「変身」「暴露判定」「タイムリミットシステム」「ボスフラグシステム」とか色々と書きたかったのだけれど、もう眠いので今回はこのあたりで。
今回の感覚を忘れないうちにまたセッションしたいなー。




(注1)SRS:スタンダードロールプレイングシステムの略。
FEARが提供するオープンソースTRPGルール(爆)。
ルールの基本的な部分をFEARが提供することによってルールメイキングの手間が減らせる。
が! ぶっちゃけそこから派生した「互換可能ルール」としての趣が強くなってきている。
マジカルガールズも単体使用はもちろん、既存のSRSとの互換を考えて作られている。

(注2)電話する狐:動物になってしまっても、一部の装備が脱げるだけで、言葉は喋れるし魔法も使える。
だがしかし、電話を持って話す狐のインパクトはどうにかならないものか(笑)。
かわいすぎる(笑)。

(注3)漢らしさ溢れる説得:聡子「独りぼっちのわたしを心配してくれる人なんていない! 生きていてもしょうがない!」
岬「あなたは1人なんかじゃない! わたしが絶対にあなたと一緒にいてあげる! だからもう死ぬなんて言わないで!」
どこがどう魔法少女らしいかは、様々な媒体で大好評展開中のリリカルなのはを参照されたし。

(注4)ハムスター:情報自体はかなり初期から渡していたが、PLたちが「ハムスターはないでしょ~」とスルーしていた。
ふっふっふ、PL諸君、全てのありえない可能性を除いた結果残ったものは、どんなにありえないように見えても真実なんだよ。
そもそも魔法少女になってる人たちに「ありえない」とか言って欲しくないな(笑)。

(注5)タイムリミットシステム:詳細は省くが、マジカルガールズのクライマックスはリアル時間で制限される。
さらに、敵BOSSはダメージを与えただけでは倒せず、特定の条件が必要になっている。
今回はその条件がちと難しかったので、タイムリミットぎりぎりになったわけなのだ。
ボスを攻略するために条件を考えることと、迫ってくるリアルな時間の恐怖はなかなか新鮮なものだったらしい。
……魔獣戦線から入った自分には当たり前だったのだが(笑)。


by phirosu2 | 2008-06-07 00:24 | まじかるガールズ | Comments(0)
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