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始りと終り ~parse truth~
先日は、TSさんのNW2(注1)キャンペーン第7話でした。
ついに残すところ今回いれてあと2話。
今回は椎音ちゃんの生れ故郷を舞台に、彼女に隠された秘密が明らかになります。
そして、ついに最後の敵が……。

参加したのはいつもの3人。






元気いっぱい夢いっぱい、自分をとりまく謎を解くために故郷まできた椎音ちゃん。
始めはただの獣人だったのに、意志を持つ冥魔事件から運命の奔流に飲み込まれ、こんなところまできちゃいました。

そして、彼女と行動を共にする2人。

命の恩人でもあるウィザード、蒼天の監視者スライから、椎音に関わる「やり残したこと」を引き継いだ響ちゃん。
託された使命のため、椎音との友情のため、椎音についてきました。

もう1人は元復讐者のズィル。
自分の仇を倒すために椎音と響に協力してもらい、その恩を返すために2人に同行します。
元々は極度の侵魔嫌いでしたが、落とし子や魔王の中にも信頼できるやつはいる、とキャンペーンを通して変化してきました。
乗り掛かった船であると同時に、この事件がどこに行き着くのか、若い2人の保護者(兼便利屋)として、今日も張り切って魔術書を開きます。


さて、今回のあらすじはこちらっ。

前回のエンディングで風間からもらった地図に従って奈良の山中を進むと、やがて月匣に包まれた村が見えてきます。
本来は強固な結界も、地図の通りに進むと抜け道があり、無傷で村に到着。
緊張する3人を迎えたのは……無人の廃墟と化した村でした。

時空の淀みを感じつつ村を探索していると、空間に固定された魔力が椎音の幼い頃の記憶を幻として映しだす。

・村の子供にいじめられて、石を投げられている。
・そこを、犬耳の子供姿の『風間』に助けられ、友達になって遊ぶ。
・歩く椎音を見て、村の大人がひそひそと小声で話す。その視線は、まるで悪魔か何かを見るよう……。
・家に帰った椎音を笑顔で迎える両親と、それぞれの兄と姉。
・生まれた椎音のことを責める『父親』と、それでも自分が守ってみせると言いきる『父親の兄』。

様々な情報を集め、椎音の生家で写真を、村長の家で日誌を、村の倉庫から古文書を発見し、全ての謎が紐解かれていきます。

ズィル「ミス椎音、君が忘れていたことは、もしかするととても辛いことかもしれない。
今調べたが、どうも君の記憶は魔法で封じられている。
誰かが君の事を想って、封印したのかもしれない。
それでも、真実を知るかい?」
椎音「ズィルさん、わたしは、全部を知るためにここに来たんだよ。
それに風間もわたしに知ってほしいからここに来いって言ったはずだし、大丈夫だよ」(注2)
響「椎音ちゃん、もしあなたがどんな存在でも、わたしはずっと友達だよ」(注3)
椎音「うんっ、ありがとう。じゃあ、開けるね」

・ここに住んでいた獣人の一族にはある掟があった。
・『他の一族と交わってはいけない』
・『もし交わってしまい、女子が生まれたら、それは魔を呼ぶ子である』
・村の英雄ゲキ(椎音の育ての父親の双子の兄)は、とある戦いの折、双子の姉妹を村に連れ帰った。
・周囲の反対を押して、ゲキと双子の姉ミーナは結婚して子供を成した。
・それこそが、椎音である。椎音は村人にとっては呪われた悪魔の子だったのだ。
・椎音の6歳の誕生日、力を増す椎音の中の『魔』をなんとかするために、ゲキは仲間だったスライと『風間』(大人の姿で、犬耳もない)と共に、戦いに挑んだ。
・村人は避難し、村はずれのプラーナの濃い場所で戦いは行われた。
・その戦いの結果、村周辺を覆うプラーナは不安定になり、人が近寄れない場所となって、封印された。
・その戦いで、ゲキとミーナは命を落とし、ゲキの弟であるバンが椎音を引き取った。

椎音の持つ謎がほとんど明らかになり、一行は9年前戦いが起きた場所へと行きます。
すると、そこでは風間が待っていました。
風間から、椎音の中にいた『魔』についての情報が明かされます。

・魔の名は『冥女王ミュリネス』
・風間が仕えている主
・ミュリネスと椎音にはつながりがあり、片方に何かあると、もう片方にも何か起こる可能性がある。
・ミュリネスを打倒するためには、ミュリネスを呼んだ椎音と同質のプラーナ、つまり血縁の力が必要。
・前回(9年前)はゲキとミーナの犠牲により、かろうじて封印できた。
・レーヴァフレイムは、椎音と共に成長してきたので、レーヴァフレイムがあれば、犠牲は必要ない(と風間は言っている)。

まだいくつか謎はありますが、風間はレーヴァフレイムを渡せと言ってきます。

椎音「渡してもいいよ。でも、条件が1つある。
わたしを、その戦いに連れてって」
風間「馬鹿なっ! ミュリネスとお前が一緒にいたら、何が起こるかわからないんだぞ!
まったく、そこの2人も何か言ってくれ」
響「わたしは、スライさんから託された使命を果たします」
ズィル「9年前に5人で無理だったものを1人でやろうというのは無謀だろう?
仲間が必要なのではないかな?」
3人とも、ここまで来たら引き返す気は全くありません。
最終的には風間が折れました。
風間「……。いい、んだな?」
椎音「大丈夫だよっ! これで風間も仲間だね」

今回、腕輪を渡さない選択をしていたら、風間は力づくで奪いにくるのがクライマックスの戦闘だったようです。
しかし、結果は見ての通り、GMの予想よりも椎音ちゃんは風間のことを信じていました。
クライマックスフェイズはこの説得問答で終了し、エンディングへと移行します(注4)。

風間を信じ、仲間を信じた椎音は最後の扉をくぐります。
そこは、ミュリネスの封印の場所。
風間が、レーヴァフレイムの力により、封印を解放する。
膨大なエネルギーが放出され、光の柱が空へと登っていく。

その頃、村の周囲を見張っていたアンゼロット。
アンゼ「な、何事ですか?!」
ロンギヌス「村の結界が内側から破られ、超高エネルギーが溢れています!」
アンゼ「ま、まさか?! この厳重な警戒をすり抜けて、あの強固な結界を通過したというの?! で、でも、それしか考えられない!」
ロンギヌス「村を覆っていた結界と時空間の淀みは全て吹き飛ばされました!」
アンゼ「わかりました。全部隊に連絡。夜明けと共に侵攻を開始します」
ロンギヌス「はっ!」

どこか遠くで観察していたベールゼファー。
ベル「あらあら、アンゼロットも情けないわね」
ウィネーア「しかし、ベル様、傍観していてよろしいのですか? アンゼロットのやり方にも一理あります。確実性はあちらのほうが上では?」
ベル「そうね。でも、それじゃ面白くないじゃない?」
ウィネーア「わたしは、そうは思いません」
ベル「あら、なら行けば? あなたの思うようにやればいいんじゃないかしら?」
ウィネーア「そうやってわたしを利用するのですね。いいでしょう。リオン様から許可はいただいています」
微笑むベルをおいて、ウィネーアは光の柱に向かって飛び立つ。

その、光の柱の根元。
椎音の心の中から、声がする。
??「やっと、彼が会いに来てくれた」
椎音「だ、誰?」
瞬間、その気配は椎音から離れ『椎音そっくりの姿をして』風間に抱きつきます。
??「会いたかったよ! フォワ!」

といったところで今日のシナリオは終了!!
ウィザード陣営、エミュレイター陣営、そして渦中の椎音と仲間たちを待ち受ける運命とは?
ついに登場したミュリネスと『フォワ』と呼ばれた風間の関係とは?
冥女王の実力とは?
全ては、次回、最終回に明かされる!!
…………のか?


いやはや、今回も後から考えるといっぱしの吟遊詩人らしいセッションでした。
でも、情報の出し方が無人の村の中を探検するという、ちょっと異色のダンジョン風(注5)だったので、あまりそれっぽさは感じなかったり。
ダンジョンハックってのは、設定を語るだけでも、PCが能動的に情報を探った結果だから、吟遊詩人になりにくいのかもなぁ?
それに、ここまで伏線はりまくってそれを明かすセッションだと、吟遊詩人でも仕方ないというか、謎が1つ明らかになるたびにPLは盛り上がるから、詩人ぽくても盛り上がる展開になる。
卑怯だよなー(笑)。
まあ、キャンペーンだからな。
ここまで頑張ったGMへのご褒美のようなもんだ(偉そう)。

内容はどうあれ、どんどんと謎が明らかになっていきます。
ちょっと、ここらあたりで今までのセッションを見直して伏線と明かされてない謎をまとめておこうかなぁ。
自分の感想が基本だから、取りこぼしも多そうだけれど(笑)。

第1話
・PC3人登場
・ズィルの侵魔嫌い
・意志を持った冥魔事件
・黒騎士初登場
・椎音が倒した冥魔から、タネが飛び出て、椎音に謎の記憶が蘇る→第7話で村の情景だったことが明らかに。

第2話
・風間初登場
・レーヴァフレイム初登場
・ズィルの仇、声のみ登場
・意志ある冥魔は世界中のプラーナを集めている

第3話
・響のスライ探しが本格的にスタート(今までもやり続けている設定だった)
・ウィネーア初登場
・ズィルの仇が『精霊侯爵アニミー』だったと判明

第4話
・アニミー討伐
・アニミーが「冥魔を操るタネ」を使う
・風間の裏切り。以後黒騎士と行動を共にする

第5話
・椎音の母には双子の姉妹がいた
・ネーア(ウィネーア)登場
・風間&黒騎士は世界中のプラーナを集めている
・黒騎士=スライがほぼ確定
・タネを利用してアニミー復活→再討伐
・アニミーのタネは風間が奪って逃走
・ズィルの侵魔嫌いが少し治る

第6話
・ズィル、椎音と響に協力すると約束する
・かつてのスライの仲間、シアン登場
・スライはかつて侵魔であり、魔王『風間』に仕えていた
・今は黒騎士として、その状態に戻っている
・スライは、いくつかの予言を的中させていた(ただのオラクルとかの演出?)
・スライ、響に後を任せて死亡
・響、スライの成し遂げられなかったことを受け継ぐ決意をする
・9年前、スライ、風間、ゲキ、バン、ミーナの5人が冥女王を封印する戦いをした
・冥女王打倒のためにはレーヴァフレイムが必要らしい
・全てを知りたければ、奈良へ!

第7話(今回)
・椎音は『魔』を呼ぶ呪われた子供だった
・椎音の親はバン夫婦ではなく、ゲキとミーナだった
・椎音の中の『魔』=『冥女王ミュリネス』
・ミュリネスを封印するために9年前の戦いがあったが、ゲキとミーナが犠牲になった
・過去の回想に犬耳風間と大人風間の両方が登場している
・ウィネーアがなんか近づいてきてる
・アンゼを筆頭にウィザードたちも接近中
・ミュリネスを倒すと椎音に影響がある?
・ミュリネスは『椎音そっくりの姿』をしている
・PCには明かされていないが、風間は『冥魔化した魔王(侵魔)』であるらしい


残された謎
・冥魔を作り出すタネとは?
・風間が持ってる「アニミーのタネ」はまだあるのか?
・風間の正体は? 犬耳風間と大人風間の関係とか、主と言っているミュリネスに逆らう理由とは?
・ミュリネスを封印? 討伐? する方法は? レーヴァフレイム使えばいいのか? 椎音が犠牲になる?
・スライの予言の的中率の謎
・レーヴァフレイムは古代の遺跡っぽいところにあったが、状況からすると9年前以降に作られたのか?
・冥魔、風間&黒騎士がプラーナを集めていた理由は?
・ウィネーア、何しに来るんだ?

っとまあ、こんなところかねぇ?
全部セッション終わったら、GMにきりきり答えてもらわないとな~。
他にもあらすじとかで謎っぽいところがあったら募集中ですぜ(何)。
毎回セッション中は盛り上がるから、多少強引でも押し切られてしまうからな(笑)。
今のうちに疑問点をまとめておけば、きっとセッション中に冷静っぽいロールができるはずっ。




(注1)NW2:ナイトウィザード2ndエディション。
適当な世界観は昔の脚注参照。

(注2)風間も(中略)大丈夫だよ:今回の台詞、腕輪を渡したこと、そして以前噴水のところに行ったことなど、全編を通して椎音ちゃんは風間を信じ続けている。
でも実際に会うと憎まれ口を叩いてばかり。
う~ん、いいツンデレですな(爆)。
この信頼が、キャンペーンのクライマックスにどう関係してくるのか?
キャンペーン終了後に、どう変化するのか?
楽しみだなぁ(笑)。

(注3)ずっと友達だよ:今回の感想の情報はわかりやすいようにかなり前後関係をいれかえて読みやすくしている。
様々な情報で椎音の過去がだんだんと明らかになっていったわけだが、1つ大きな節目だったのは古文書を発見するシーンだった。
その古文書によって、椎音が呪われた子だということが明らかになったのだ。
この「ずっと友達だよ」の台詞はその直前に言われた。
他にも言うタイミングはいくらでもあったのに、このタイミングで、だ。
感想戦において、この台詞は最高のタイミングで最高の台詞だったと大絶賛だった。

(注4)戦闘のないクライマックスフェイズ:まあ、実はリアル時間がおしていた、という事情もあったかも。
でも、GMが腕輪は渡さないと想定してたのを超えるってのはなかなか面白い展開だよねー。
GM「今回戦闘無かった分、次回埋め合わせしますよ」
一体どんな埋め合わせがあるやら(苦笑)。

(注5)異色のダンジョン風:トラップが仕掛けられているわけではないが、村のあちこちで判定を繰り返して調べることでだんだんと情報が手に入っていく仕組み。
ちなみに、プラーナが不安定なので一定以上時間をかけるとだんだんダメージをくらうというおまけつき。
緊張感と出てくる情報の衝撃のおかげで吟遊詩人らしさはほとんど感じなかった。
詩人らしくない理由として、情報の出し方にたくさん種類があったことも上げられるかもしれない。
プラーナが映す幻、家に落ちていた写真、村長の日誌、倉庫の金庫に入っていた古文書など、村のあちこちに色んな形で情報がちりばめられていた。

by phirosu2 | 2008-01-20 01:00 | NW2 | Comments(0)
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