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カモン! 忍犬の里の救世主
【TRPG感想】
先日は自分がGMのアリアンロッド2E(注1)でした。

久々に始まったアリアンロッドキャンペーン。
アイテムガイド2で導入された「伝承武具」を用いたキャンペーン、のはずですが。
第1回でなんと敗走して武具を奪われるという展開に(苦笑)。

さあ、GMも悩みに悩んだ第2回の始まりです。






◆キャラクター紹介
■PC番号:1
名前(PL名):コタロー(ムク)
性別/年齢/種族:男/2歳/ベスティア(カニス)
クラス:メイジ/ニンジャ
ゲーム的特徴:
WEBキャラシーはこちら。
http://phirosu.php.xdomain.jp/arian/chara.php?id=455

前回力不足だった魔法も固定値アップの成長でかなり頼れるようになってきました。
その行動値を生かした《連携攻撃》なんてギルドサポートも加わり、パーティの要っぽくなってきました。

ロール的特徴:
気は小さいが優しい少年……ぽい犬。
今回は彼の故郷が舞台のせいでNPCのほとんどが犬(注2)です。
GMはロールプレイに苦労したんだぜ(苦笑)。

でも、中身はとても素直な少年なので非常にやりとりが楽しかったです。
優しいけど、意地を張るあたりなんて小学生男子っぽい萌えポイントですよねー。

その他:
以前メタガキャンペーンでロリマスコットキャラクターを演じたムクさんです。
低年齢キャラが似合う、のか?
味のあるロールプレイはこのキャンペーンでも期待してます。

■PC番号:2
名前(PL名):ミントス(青海)
性別/年齢/種族:女/外見24歳/ディーバ(エルダ)
クラス:ウォーリア/ダンサー
ゲーム的特徴:
WEBキャラシーはこちら。
http://phirosu.php.xdomain.jp/arian/chara.php?id=468

回避型から防御型にリビルド。
その甲斐あってか敵の攻撃をきちんと耐えました。
攻撃力も順調に伸びてきて、やっぱりアリアンロッドはレベル3ぐらいからが面白いなーと思いました。
レベル5ぐらいから、各PLの色が出てくるしねー。

ロール的特徴:
色々設定を相談した結果、
「災厄を生き抜くために【傲慢な感情と記憶】を切り離した」という設定が生えました。
そんなわけで、ぽややんとした性格の裏にどんな腹黒が眠っているのか、とPLたちの間で話題に(笑)。

今は落ちついたニュートラルな感じなので、はたして切り離した傲慢がどんななのか楽しみです。

その他:
以前アリアンキャンペーンで最終レベル40超の支援キャラをやっていた青海さんです。
すでにデータ勘もロールプレイもベテラン級なので、今回のキャンペーンではPC1っぽい立ち位置。
よろしくお願いします。

■PC番号:3
名前(PL名):マリー・カーン(TS)
性別/年齢/種族:女/外見14歳/レムレス
クラス:アコライト/バーサーカー
ゲーム的特徴:
WEBキャラシーはこちら。
http://phirosu.php.xdomain.jp/arian/chara.php?id=454

《バーサーク》と《ソウルヒート》によって固定値を上げる殴りアコライト。
持っている伝承武具は弓なのだが《アームズマスタリー:両》により、両手持ち武器ならなんでも使える。
今回、両手剣を使って
「もしかして弓より強いんじゃ」
とPL達を驚愕させた(笑)。

プロテクションも順調に伸ばし、攻守ともに要となるキャラクターになりつつある。

ロール的特徴:
「かつてのあなたもそうだった」が決め台詞。
前回、前世のキャラを勝手に見抜いて過去の因縁を捏造(?)するという暴走ロールプレイで卓を笑いに包む。

そんな設定をどうにか組みこめないかと考えた結果、
「伝承武具の中に達人たちの魂(記憶と技術)が宿っている(注3)」
「マリーはその声を聞くことができる」
という設定を生やしてみました。
これなら前世ネタが大量にあるのも説得力があるかな。
その信憑性は置いといて……(苦笑)。

その他:
いつもフィロスのキャンペーンに協力してもらってるTSさんです。
しかし今回はかなりの暴走キャラです(笑)。
いえ、これぐらいのほうがやりがいがあるってのはわかりますが。
次回はマリー回のつもりなので、さて、どう料理しますかねぇ。

◆今回予告とハンドアウト
今回のキャンペーンのテーマは「キャラメイクファースト」。
先にキャラメイクしてもらって、それに合わせてシナリオや大枠の設定を考えようというもの。
第1回と第2回の間でPLたちと相談して、色々決まったことをハンドアウトにまとめてみたので、
先にそれを書いておきましょう。

●今回予告
奪われた七曜の武具。
武具を奪ったギルマンサムライのカジキは、次の武具を求めて忍犬の里へと向かう。
時を同じくして忍犬の里にはもう一つの武具と里の危機が迫っていた!
集まる武具、里の危機、そして仲間たちの過去。
奪還か、対決か、共闘か。
アリアンロッド2Eキャンペーン・セブンアームズ第二回「カモン! 忍犬の里の救世主」
全ては武具の導く運命のままに。

●コタロー用ハンドアウト
君は両親の記憶がおぼろげだ。
周りに聞いても誰も答えてくれなかった。
里のみんなはどこか君によそよそしい様子だった。
でも構わない。優しく厳しい柴影のじいちゃんはいるし、
風伯煙布に触れていると不思議と暖かな気持ちになれるから。
今思い出すと、柴影のじいちゃんが風伯煙布を触らせてくれるときは
「他のものには秘密じゃぞ」と言いながら複雑な表情をしていたような気がする。
……奪われてしまったことをきちんと謝らなければ。

●ミントス用ハンドアウト
かつてあった災厄を逃れるため、
君はエルダとしての傲慢な感情と記憶を武器に宿して身体の外に切り離した。
生まれた魔剣は「持ち主の能力と魂を略奪する」力を持っていた。
武器を再び回収すれば記憶と共に傲慢な感情も取り戻してしまうだろう……。
だが、君が生み出した魔剣は一振りだったはず。
先日目の前に現れた武具は少なくとも4つあった。
触れずともわかる。どれも間違いなく君が生み出したものだ。
この記憶のズレはなぜなのか。武具と記憶を全て集めれば謎が解けるはずだ。

●マリー用ハンドアウト
「七曜の武具」。
7つ全て集めれば世界を自由にできる力が手に入るという。
君の持つサイコハンターボウもその伝説の一部だ。
かつて生きていたとき、君はその弓の力で確かに世界を守っていた。
しかし、その命が消えかけたとき、武具は魂ごと君を取り込んだ。
そして君は武具の真の能力を知った。
七曜の武具は、持ち主の達人の魂を取り込むことで、
技術や知識を溜め込んでいく能力を持っている。
武具の持つ特殊能力は過去の達人たちの能力なのだ。
君は類い稀な精神力とサイコハンターボウの中の達人たちの助けで
かろうじて自我を取り戻した。
達人たちの魂も、七曜の武具を作ったやつのことまではわからなかった。
なんとかして探し出し、一言言ってやらねば気が済まない。
そのためには、今サイコハンターボウを失うわけにはいかない。

◆粗筋
相変わらずキャンペーン2回目ぐらいだとPCたちがどう動くのかわからないため、
今回のシナリオは似非箱庭型にしてみました。

箱庭型ってのはPCの動ける範囲をある程度区切って、その中で自由に動けるように設定するというシナリオ形式、みたいなもんだとフィロスは思ってます。
「似非」がつくのは、一応それなりにGMの考える道筋があるので、完全フリーじゃない分「似非」とつけてます。

今回予告からわかるように、今回の舞台はコタローの故郷忍犬の里です。

■オープニング
前回、カジキに敗れ村人たちと一緒に村を逃げ出すPCたち一行。
その道中で、一匹のエリートっぽい犬が話しかけてきます。

サスケ「コタロー、こんなところにいたのか!」
コタロー「サスケ、なんでここに?!」
サスケ「早く里に戻れ! 柴影様が呼んでいるぞ!」

曰く、里に封印されていた魔獣が復活しかかっていて大変とのこと。
半人前のコタローをなぜか柴影様が探してるとのこと。

PCたちは「コタローじゃなくて、コタローが持ってる風伯煙布を探してるんじゃね」という意見に。
ついでにカジキから「次は忍犬の里に行くでゴザル」という丁寧な矢文をもらったので一行は忍犬の里へ。

道中でサスケのツンデレ話をしたり、里を包む結界の話とかしつつ里に到着。
柴影様が起こりつつもコタローを優しく迎えるロールプレイは我ながらうまくできたんじゃないかな、と。

■ミドル
似非箱庭のメインフェイズ。
フィロスお得意の行動回数と時間を連動させるミドルフェイズ調査ギミック。

・魔獣封印解放まで2日×朝昼晩3回の6回行動ができる。
・調査項目は最初に明かされたもの以外にもある。
・調査項目の判定を失敗すると、次に挑戦する時に難易度が1減る。
・調査項目にない行動を行ってもOK。
・魔獣はそのままだと超強いので、ミドルフェイズに隠されたシナリオフラグをいくつか立てると弱体化する。

コタローが風伯煙布を奪われたことを謝ったり、里にもう一つ武具が近づいている(注4)ことを話したりしつつギミックスタート。

里に近づく武具を感知したミントスが行くと、クランベルコロシアムのチャンピオンというネヴァーフ、ドンがいた。
ドンは「火」の字の入った両手斧、チャンピオンハルバードを持っていた。
話してみて明朗快活な人格と認め、ミントスは魔獣討伐に協力してくれないかと依頼し、ドンは快諾。
シナリオフラグ1本目成立。

里の中の4つの武具が集まっていることを感じたマリーは、カジキだと当たりをつけて挑む。
団子屋でのんびりしていたカジキに「武具を返して」と願うが「戦士には戦士の方法があるだろう」と返される。
でも、魔獣討伐に協力してもらう約束はとりつけました。
シナリオフラグ2本目成立。

コタローが魔獣が封印された御神木を見に行くと、そこには白いぼんやりとした影が魔獣の瘴気をおさえている感じ。

コタロー「幽霊?! ……もしかしてマリーねえちゃんの友達かな」

などと盛大な勘違いをしつつ1日目朝は終わり。

コタローから「ねえちゃんの知り合いがいたよ」と言われてマリーが御神木に行きますが、暖簾に腕押し(苦笑)。
この辺り、きちんとコタロー専用イベントだと明言してあげればよかったですねー。

ミントスは柴影様からかつて魔獣を封印した英雄と七曜の武具について調査。
英雄が風伯煙布を使っていて、魔獣との対決で命を落として風伯煙布の中に魂が吸収されたことを知ります。

コタローはカジキと一騎打ち。
カジキは奪ったミンティアと活性丸の二刀流に成長しており、手強い敵でしたがフェイトを突っ込んでなんとか勝利しました。
風伯煙布を取り戻すことに成功!

そして1日目夜のターン。
マリーは柴影から、魔獣を倒した英雄「ハンゾウ」、封印の人柱になった柴影の娘「フセ」がコタローの両親であることを聞きます。

ミントスは、ドンに七曜の武具の情報を売った「フリスク」(注5)という情報屋について聞き込み。

そしてGM的にはやっときた、コタローの見せ場です。
御神木の白い影にコタローがやってきます。

コタロー「夜の御神木ってなんでこんな怖いんだ……まあでも、幽霊はマリーねえちゃんで見慣れてっからな、怖くなんかないぞ(びくびく)」
白い影「えいやー、たー!(と瘴気を押し戻す動作)」
コタロー「なあ、そこの人! あんた封印の英雄なんだろ?」
白い影「え? わたしが見えるの? ……ハンゾウ、さん?」

GM的には、父親であるハンゾウと、その息子であるコタローを見間違えるという感動的なシーン……のはずでした。

コタロー「ハンゾウって誰だ? 俺はコタローだぞ」
GM「そうか! まだコタローが両親のこと知らないじゃん!?」
コタローの中の人「そうなんですよねー(笑)」
マリーの中の人「さっきわたしが調べたばっかりでまだ共有してませんねー(笑)」
GM「ちょ、ちょっと待ってくれ。台詞を調整する」
1分経過
GM「よし、シーンを再開しよう」

フセ「コタロー、ね。うん、コタローか。わたしはフセ」
コタロー「フセねえちゃんか。あんた、魔獣の封印なんだよな?」

ということで、フセは自分が母親であることを隠し、コタローと会話を楽しむ。
フセは今が里の危機であることをわかっており、封印の人柱である自分も協力することを約束します。
シナリオフラグ3本目。

コタロー「封印の英雄が協力してくれるってんなら百人力だぜ! ありがとうな! フセねえちゃん」
フセ「うん……じゃあね。わたしはまた瘴気を抑えるから」
コタロー「おう、頼んだぜ!」
帰り際、離れるコタローにフセは声をかけます。
フセ「……コタロー、お父さんによろしくね!」
コタロー「おう! ……ん、お父さん?」

そしてみんなで情報を持ち寄ります。

マリー「コタロー、大事な話があるわ」
コタロー「なんだよマリーねえちゃん。改まって」
マリー「いい。よく聞いて。封印の英雄であるハンゾウとフセは、あなたのお父さんとお母さんなのよ」
コタロー「またまた(笑)。ねえちゃんの妄言は聞き飽きたって」
マリー「いいえ、これは本当よ。……いえ、普段言っていることも本当だけれど(一同笑)」
閑話休題
マリー「もし気になるなら、柴影様に聞くといいわ」
コタロー「柴影のじっちゃんに……わかった!」

と、この辺りですでに残りイベントが少なくなってきたので朝昼晩のミドルギミックを終わらせることに。
所詮ギミックというのは信仰の補助なので。
参加者全員が納得できていれば無視してもいいもんだと思います。

さて、というわけで柴影様のところに話を聞きに行くコタロー。
柴影様は、マリーに話した通り、真実をコタローに告げます。
そして、ハンゾウの魂に出会うため、コタローは風伯煙布に語りかけました。

気持ちのいい風の吹く心象風景の中、コタローを一回り大きくしたようなハンゾウと並ぶコタロー。

ハンゾウ「よくここまで来たな」
ハンゾウ「俺は今まで風伯煙布の中からずっとお前を見ていた」
ハンゾウ「お前が、どんどん強くなるのを、見ていたよ」
コタロー「……とうちゃん……」

コタローはほとんど初めて会う父親に、不器用ながらも感謝を告げ、そして戦いに協力してくれるよう願います。
ハンゾウはそれを快諾。
そしてコタローが風伯煙布に認められたことで、風伯煙布の新たな力が解放されます。

GM「ということで、伝承表をもう一度ロールしてください」
コタローの中の人「え、ランダムですか?!」
GM「ランダムです(にやり)」
コタローの中の人「えぇ、怖いなー(ころころ)……毒邪の武器」
GM「なになに……武器攻撃で毒を与える……ぶ、武器攻撃か(汗)」
GM「この効果に加えて「コタロー専用」ってつく予定だったんだが、メイジのコタローが武器攻撃か(汗)」
コタローの中の人「GM、ここはコタロー専用ってことで、魔法攻撃でもOKってことに! お願いします!」
GM「まあそうだな。コタロー専用で武器攻撃はないよな。うん、今回はそうしよう」

ということで、風伯煙布の新たな力の解放と、封印の英雄ハンゾウの強力で最後のシナリオフラグ4本目が達成です!

あ、ついでにミントスとマリーはカジキと対決して勝利し、ミンティアとサイコハンターボウを取り返しました。
戦闘の見物していたコタローが「俺は一人でカジキと戦ったんだぜ」と吹聴(注6)するのを冷たい目で見つめるカジキが印象的でした(笑)。

■クライマックス
さあ、ついに魔獣復活の時です。
里の女子供は避難し、上忍犬達が広場に整列。
柴影様が皆に、封印の英雄ハンゾウとフセ、そして風伯煙布の真実を話します。

柴影「わしはハンゾウの遺言のために皆を、コタローを騙しておった。すまぬ」
柴影「ただ今、かつての英雄の子供が、かつての英雄の武具を持って我々に協力してくれる」
柴影「これほど心強いことがあるだろうか!」

柴影が、コタローを壇上に上げます。

コタロー「ってことなんだ。俺ってば英雄の子供らしいからさ、活躍しないわけにはいかないじゃん!」
サスケ「何言ってんだ! お前なんかより俺の方が活躍してみせる!」
コタロー「なんだと? 俺のほうがお前より活躍してやる!」

サスケの野次をきっかけに、忍犬たちが口々に想いを告げ始めます。
満足そうに柴影は頷き、いよいよ決戦です!

御神木の封印を破り、現れるヤマタノオロチ。
しかし、フセの封印とハンゾウの風の鎖でがんじがらめになります。
そして、ドンとカジキがそれぞれ一騎当千の働きで、首を一本ずつ相手にします。
シナリオで用意された最も弱体化したパターンで戦闘開始です。

今回、成長によって《リゼントメント》《ボルテクス》等の取得による固定値アップはもちろんのこと、
ギルドサポート《連携攻撃》が輝いていました。

コタローの魔法に連携ギルドサポート《連携II:ウォータースフィア》がのり、
そこに連携してミントスが《連携I:スラッシュエンド》を組み合わせる。
これによってミントスの行動をコタローと同じ行動値まで引き上げることができる上に、
ミントスの攻撃に命中+1D、ダメージ+5Dというすさまじい効果があるのだ。
「たまには使ってみたいじゃない」と提案したTSさん自身もすげーと驚いていました(笑)。

結論、弱体化したヤマタノオロチは連携した仲間達の敵ではなく(苦笑)。
あっという間に倒されてしまいました。

■エンディング
祝いの宴が開かれ、そこに放浪の運命を持つカジキだけ不参加になったりしつつ、コタローの会話で締めです。

マリー「コタロー、あなたはこれからどうするの?」
ミントス「里の残るの?」
コタロー「何言ってんだよねえちゃん達、俺達もう仲間だろ!」
コタロー「仲間が旅を続けるなら、当然一緒に行くさ!」
コタロー「とうちゃんはいつでも一緒だし、かあちゃんには帰ってくればいつでも会えるからな!」

◆反省と考察
ロール:4点
ゲーム:4点
ストーリー:4点
ボーナス:4点

ロール、ゲーム、ストーリー、共に高レベルにまとまったいいセッションだったと思う。
4点よりもあげていい気がしなくもない。
ただ5点にするほどではない……。
というわけでその辺りのもやもやをボーナスにまとめて+1点。

○良かった点
・狙って4点はとれるようになってきた。

○悪かった点
・安定した5点への壁は厚そう。

では個別解説。

・狙って4点はとれるようになってきた。
今回のシナリオは、最終回のつもりで書いて、盛り上がる部分をそれなりに作ってみた。
それに応えてくれるようにPCたちは盛り上がる台詞を応酬してくれた。
こちらの予想通りの部分もあり、予想以上の部分もある。
順調にフィロスが求めるセッションに近づいている。

・安定した5点への壁は厚そう。
今回、悪い点があまり見つからない。
それはいいことなのだが……。
逆説的に考えると、どうしたらさらに上を目指せるのかがよくわかっていなない。
過去に5点をとったセッションは、何が理由で5点になったのか、今一度見直してみるようなフェーズに入ったのかもしれないなあ。

というわけで、悩んだかいのあったとても楽しいキャンペーン第2回でした。
今回のキャンペーンは「キャラメイクファースト」「伝承武具」というテーマで始めました。
全5回と短めに設定したので、「毎回最終回」というプチテーマも突っ込んでみたり。
多分次回第3回がマリー回。
その次の第4回はミントス回。
そして最終回へと繋がる流れかな。
粗筋ではざっくり省いた「ミントス」については脚注参照ということで。

さてさて、ちょっと次回まで間が空くから色々とネタを考えておこう(笑)。





(注1)アリアンロッド2E:FEARが出している王道ファンタジーRPG。
この3月に基本ルールブック改訂版が出る!
といっても通称2.5版のスキルガイド対応するだけっぽい。
目玉はやはり新種族と噂される「現代人」か。

楽しみだなー。

公式HPはこちら。
http://www.fear.co.jp/ari/index.htm

(注2)ほとんどが犬です:今回出てくるNPCは犬、魚、ドワーフと色ものが多い(遠い目)。
まあでもPCも古代種と幽霊と犬なので仕方ないか。
種族が多様なファンタジーっぽくて悪くはない。
ちょっとロールプレイに想像力はいるけどね。

(注3)達人達の魂が宿っている:現在絶賛放映中の仮面ライダーゴーストの影響を受けていることは否定できない。
アイデアを考えているときは全く思いつかなかったが、まとめてみると「これ、英雄の眼魂だ」と愕然としたのはここだけの秘密(笑)。

でも七曜の武具は一つの武具に何百人もの名もなき達人の魂が宿っているのでお得!(何かが違う)

(注4)武具が近づいている:七曜の武具の感知能力は、ミントスとマリーに設定してみました。
ミントスは七曜の武具が身体の一部なので。
マリーは過去の達人たちが教えてくれる感じで。
さて、コタローだけ仲間外れだが……まあ、そのあたりは次回何かあるかも?

(注5)フリスク:粗筋では割愛してますが、今回忍犬の里の魔獣の封印を弱めたのもこのフリスクです。
ドンに情報を売ったのもフリスクです。
カジキに忍犬の里を案内したのもフリスクっぽいです。
……ええ、ミントスと縁のあるキャラクターとして設定しました。
彼(?)を表現するために、オープニングマスターシーンの台詞を抜粋しておきましょう。

フリスク「僕は、自分さえよければ他はどうでもいいという傲慢な奴が憎いだけさ」

(注6)コタローは一人でカジキと戦った:当初は3人でカジキと戦闘する予定でした。
ただ「風伯煙布だけでも返して欲しい」という要求に対して「それならばコタローが来るのが筋だろう」という流れに。

悩んだ結果、コタローVSカジキは「1回ずつ攻撃しあって大きなダメージが出た方が勝利」としました。
リゼントメントとかフェイトとかの回復しないリソースを突っ込めば簡単に勝てる感じ。

結果としてコタローはカジキの攻撃をフェイト突っ込んで回避したので勝利した、というわけです。

ちなみにミントスとマリーはカジキとガチ勝負しました。
風伯煙布と違ってミンティアとサイコハンターボウはPC達に戻らなくてもそんなに困らないアイテムなので(笑)。
ちゃんと勝ってくれてよかったなぁ。


by phirosu2 | 2016-02-25 07:52 | アリアンロッド2E | Comments(0)
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