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セッションの時間管理TIPS(ふぃあ通2014年11月の「秘密の小部屋」まとめ)
FEARが毎月配信しているWEBラジオ「ふぃあ通」(http://www.fear.co.jp/)に
「秘密の小部屋」というコーナーがある。

ふぃあ通自体は声優さんなどを呼んで新商品紹介が主なのだが、
この「秘密の小部屋」だけはご存知きくたけがMCとなって、
FEAR社員などをゲストにしてTRPGの濃い話をするという趣旨である。

毎回「昔のセッションの裏話」や「プライベートセッションのネタ」など愉快な話があるのだが、
今月の小部屋では「セッションの時間管理」が話題となった。

これが非常に面白い内容だったので、
後から参照しやすいように活字に起こしてみる。
当たり前だが、フィロスの主観が入ったまとめなので、ご了承ください。






・クライマックス(戦闘)にかかる時間をあらかじめ考えて、他に使える時間を出しておく。
・延びてしまった時のために、省略できる部分を考えておく。
・予備の時間をあらかじめ考えておく(全体のうち30分はないものとして考える)
・シーンを終えるためのイメージをきちんと持つ。
・自分の目の前に時計を置いておく。
・「フェイズ毎に何分までに終える」と決めておく。
・いざとなったら飛ばせるシーンを考えておく。(「戦闘一つ削る」「ダンジョンの部屋を一つ削る」)
・たくさん喋るPLを止める勇気を持つ。「じゃ、とりあえずシーンを始めようか」。
・GMが考えるだけではなく、PLにも「今日は何時に解散する予定なのでよろしく」等話しておく。
・ハンドアウト配布やキャラメイクなどを事前に済ませておく。
・むしろ逆に「時間を設けない(今日は徹夜だ!)」「セーブする(続きは次回)」


まとめは以上。
ここからはフィロスの私見。

フィロスは比較的時間にうるさいGMなので、ぶっちゃけここに書いてあることは全てやっている。
むしろPLやってるときも時間には気を配っていたり。
なので最初の5つぐらいは基本中の基本だと思っている。

ラジオの中で「戦闘って一番時間計算しやすいんで」とか言ってたけど、
時間にうるさいフィロスでも、ぶっちゃけ最初からそんなことできねえよって思う。

フィロスの場合は、マスタリングしながらシーン始めるときに、
シナリオの紙束の端っこに「12:30オープニング開始」「14:00ミドル開始」とか書いたりしてるなー。
あと、シーンが順番に書いてあるFEAR風のシナリオの場合は
シーンタイトルの横に開始時間をメモしていったり。
そうやって実際に自分がどれだけ時間をかけているかを確認することで段々時間の使い方が身についてきた気がする。

よくやるアリアンの10レベル前後だと……。
簡単な調査シーンは30分。
チュートリアル戦闘は60分~90分。
慣れてる戦闘は60分。
クライマックスフェイズは演出30分+戦闘90分で短くても2時間。
きちんと会話を楽しみたいシーンは登場PC×20分。
みたいな感じかなぁ。

どんなに楽しいセッションもきちんと終わらないとつまらなくなってしまうので、
エンディングまでやりきる余裕を持ってセッションしたいですね。
by phirosu2 | 2014-12-20 10:40 | TRPG雑感 | Comments(0)
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