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さあ、決断の時間だ(その3)
はい。
二つでも収まりきらなかったので三つ目です。
「その1」「その2」の後に読んでくださいね~。



では、最後にキャンペーン全体の統括を。

このキャンペーンの目標は2つ掲げていた。

一つ目は「アリアンロッド超上級環境を受け入れる態勢を作る」。
二つ目は「ストーリーとゲームの融合」。

一つ目、文句なしでしょう。
超上級レベルに到達し、結局レベル41まで。
ちなみに公式リプレイの最高はサガ無印の最終巻でレベル25。
先日読んでみたのですが、数値に関しては「ああ、レベル25ってこれぐらいだったな。なつかしー」って感じでした(笑)。
ぶっちゃけ最後の方のエネミーはネームドエネミーを2体くっつけるとか、パワーをさらに盛るとかそういう改造をしないといけないので大変でした。
でもまあ、きちんと超上級環境を修得することはできたかな、と。
シーフ系がいなかったとかまだ突っ込みどころはあるけどね(笑)。

二つ目は判断が難しいところだけど、かなりできたんじゃないかな~と。
「決断」というテーマ自体もそうだけど、途中でPLたちが本当に色んなトスをくれるのでフィロスはそれをシナリオギミックに貪欲に取り込んでみた。
グラーゲンなんて、ルージが言いだしたオクトパーっていうNPCにかぶせたものだし。
アンダルスの暗号は、ダリア提案の「尻尾の暗号」から思いついたもの。
アルマさんの親殺しから、クストリオンという大人気キャラクターが生まれたし。

ベストを決めろと言われたら、一番すごかったな、と思ったのはルージの決断、というか提案かな。

アンダルスの屋敷で妖魔化したアンダルスと戦う場面。
元々ルージはそのシナリオで「敵幹部の命令を受けながら味方のふりをして敵拠点に潜入」というかなり回りくどいロールプレイをしていた。
その上でのクライマックスシーン。
戦闘中にGM側で用意したギミックは「天井が崩落してパーティを分断する」というトラップ。
戦術的に分断してPCたちを追い込もうとしただけだったそれを、ルージは利用した。
PLは冷静に戦況を判断して「俺いなくなってもいいですよね」と他の2人に確認。
GMに「ここから奥に行けば、レモンに会えますか?」と提案してくる。

いや~、あの提案は驚いた。
普通クライマックス戦闘中にシーンから退場しようとするかね?(笑)。
あとそれを仲間も認めるかね?
確かに「分断」というギミックを用意したのはGMだが、それを利用して提案するルージも、面白がって許可しちゃう仲間たちもとんでもない連中だ(笑)。
あれこそ、ストーリーとゲームが融合した瞬間だったんだろうな~と。

2年間でたくさんの場面を作ることができて、本当に楽しかった。
レベル41まできて、ゲーム的にはルール処理がグレーゾーンになっていく部分も多かったけれど(笑)。
アリアンロッドというゲームは概ねいいバランスを保っていた。

個人的にすごく嬉しいのは、参加したPLさんが「今度キャンペーンをやってみようかな」とか「自分がキャンペーンをやるならこうする」という発言をしてくれたこと。
「TRPGをまたやりたい」と思ってもらえたならば、GMをやっていてこれ以上嬉しいことはない。

何度も繰り返すが、いいPLに恵まれてフィロスは幸せだ。
青海さん、TSさん、きゆさん。
参加してくれて本当にありがとうございました。
ディサイド=決断と銘打った物語はここまでですが、これからもよき決断ができるように応援していきます。
だから、フィロスのことも応援してください(笑)。
まずは、誰か新しいキャンペーンをお願いします。
誰がGMをやるのかって?
それはもちろん……。

「GMをやるのか? やらないのか? さあ、決断の時間だ」
by phirosu2 | 2013-12-23 21:46 | アリアンロッド2E | Comments(0)
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