【TRPG雑感】
結構昔に「シナリオ作成のコツ五箇条」と「マスタリングのコツ五箇条」を書いてから、たまに「プレイヤー側は?」と聞かれていた。
ただまあ、プレイヤー側の話のほうがなかなかうまくまとめづらくて……。
「初心者プレイヤー」という枠でなんとか少し形になったので晒してみる。
例によってまだまだ未熟者のフィロスの言葉なので、話半分に聞くのが吉です。
その1【挨拶、返事をきちんとする】
その2【きちんとした身なりをする】
その3【嬉しいとき、楽しいときは言葉にする】
その4【持ち物には名前を書く】
その5【「楽しませてもらおう」ではなく「楽しもう」】
では、ちょこっとずつ個別解説。
●その1【挨拶、返事をきちんとする】
「おはようございます」
「よろしくお願いします」
「ありがとう」みたいな言葉は相手の目を見てしっかりと発言しよう。
あと地味に大切なのは話しかけられたりしたときに一言「はい」と言うこと。
特にオンラインセッションのとき。
GMとかやってると顔色が見えないせいで「聞いてくれてるのかな」と不安になることがある。
「はい」と一言リアクションしてくれるだけでその不安はなくなるのよね。
●その2【きちんとした身なりをする】
なにも正装をしろとは言わないが、
前日にはきちんと風呂に入って、早めに寝て、きちんと洗濯した服を着る。
女性なら軽く化粧をするとか。
あとオンラインセッションでも同じ。
「オンラインで身なり」とは、つまり「言葉使い」である。
「おはようございます。今日はよろしくお願いします」と
「オッハー、今日もよろちくビーム☆」では言ってる内容が同じでも与える印象が違うよね。
難しい言い回しをするなら「他人を不快にしないようにする」ってことだけど、
普通の格好してれば大丈夫、なはず。
●その3【嬉しいとき、楽しいときは言葉にする】
初めてのシステムや初めての人とゲームをするのはとっても緊張する。
だが実は周りにいる他のプレイヤーさんも同じだったりする。
GMや他のプレイヤーさんも、初心者さんを迎えるときはめちゃくちゃ緊張しているのだ。
「きちんと楽しんでもらえるかな」、
「このPLさんは何が好きなんだろう」、
「どうしたら喜んでもらえるだろう」
って思ってるはず。
そんなときに
「面白いですね」
「さっきのロールプレイかっこよかったです」
「いい振りをもらえて嬉しかったです」
と発言すると、周りの慣れたプレイヤーさんたちは初心者さんの好みがわかり、
どう接すればいいかわかってくるのだ。
●その4【持ち物には名前を書く】
「小学生かよ(笑)」と笑うなかれ。
TRPGには様々な道具を使用する。
筆記用具にダイスに各種シート類、そしてルールブック。
場合によっては駒やトランプなどなど。
そしてそれらは共用されることが多い。
下手すると自分が参加してない隣の卓と貸し借りすることもありえる。
ぶっちゃけ、戻ってこないことも少なからずある(苦笑)。
だからもし、初心者でも頑張って道具を揃えたなら、きちんと名前を書くことをお勧めする。
せっかくの道具が足りなくなっちゃったら、いくらセッションが楽しくても寂しい気持ちになっちゃうからね。
予防できることは予防しておかないと。
もちろん、借りる側になったらきちんとお礼を言って借りた本人に返すのも大切。
借りた人の知り合いに渡すとかだと本人まで届かないことも稀にあるので「直接」「お礼を言いながら」返すのが基本。
●その5【「楽しませてもらおう」ではなく「楽しもう」】
お約束的になってしまうけれど。
初心者だとしてもプレイヤーはお客さんではない。
初心者プレイヤーもれっきとした主催者の一人。
初心者さんがいなければセッションは始まらない。
初心者さんも卓を、物語を、ゲームを共に作る仲間なのだ。
どうやったら楽しいセッションになるか周りのプレイヤーさんたちと相談しながら頑張りましょう。
以上。
やはりちょっとフォーカスがぶれてしまっているような気がするが……。
まぁ、最近は小太刀先生とかが突発でTRPG講座をしてくれているからフィロスがわざわざやる必要はないかもしれないけどねー。
なんとなく連休に思いついたので書いてみた。後悔はしていない。