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VS雪猿吼
【TRPG感想】
先日は魔獣戦線で水無月さんがGMの魔獣戦線(注1)でした。

ここのところ、土日に用事が入っていて3回連続で魔獣戦線の募集に応募できず。
「優先度3(注2)なので名乗りを上げればすぐ参加できるのに、ぐぬぬぬ」
となっていたところだったので、久々の魔獣戦線。とても楽しめました。

魔獣戦線は周りの上手いPLに引っ張られて普段できないロールが引き出される感覚が面白いなぁと改めて感じたセッションでした。




◆キャラクター紹介
■名前(PL名):源光司(ミナモト・コウジ)(雲)
性別/年齢/種族:男/26/人間
クラス:愚者
ゲーム的特徴:
幸運を味方につける愚者の騎士。
そして自らの感情を糧に頑張る見た目一般人。
……少し前まで精霊の声を聞いたりしていたのだが(笑)。

今回は唯一の前衛として魔獣とガチンコしてもらいました。

ロール的特徴:
軽い感じのチャラい青年だった。
しかし前回のセッションで彼女をゲットして、守るもの帰るべき場所を手に入れてなんだかかっこよくなったような。
2度目の魔獣戦でなんと2人目の彼女(?!)をゲットした。
優柔不断な熱い男の未来はどっちだ?

その他:
不思議な縁で、俊也と連続魔獣戦です。
優柔不断なチャラ男っぽかったのが、ずいぶんと堅くなったというか。
堅くはないけど、かっこよくなった感じが。

中の人の雲さんはベテランなので非常に頼りになりますし、これからも一緒に戦いたい仲間ですね。

■名前(PL名):間宮秀貴(マミヤ・ヒデキ)(max)
性別/年齢/種族:男/37/人間
クラス:星
ゲーム的特徴:
全てを見透かす科学の魔眼、紫電を装備するUN軍人。
魔獣では珍しい狙撃というスタイルで仲間をバックアップするベテラン。

今回もその魔眼で弱点を見抜くという大仕事を。
あと、弱点封印のためにヘリを動員してくれたりと縁の下の力持ちっぽいさがよかったです。

ロール的特徴:
通称軍曹。
ハードボイルドというほどではないが、その渋い台詞回しは超かっこいい。
フィロスにはない深い知識とかがそれを支えてるのかなー。
羨ましい限りである。

その他:
今回飛び入り参加をしてくれたmaxさん。
2007年以来6年ぶりの魔獣戦。
実はそのときも俊也とご一緒だったり。
何か今回はそういう不思議な縁ばかりだ(笑)。

■名前(PL名):西川俊也(ニシカワ・トシヤ)(フィロス)
性別/年齢/種族:男/43/人間
クラス:力
ゲーム的特徴:
人として頭脳を100%活用できる能力の持ち主。
あとは死霊や人を操ったり、物を作ったり消したり。
大抵のことは力技でなんとかできる便利キャラです。

今回は、調査役の目標である弱点看破をきちんとできたので一安心。
戦闘ではダイスを振る前に戦いが終わったのでかなり満足いく戦いでした。

ロール的特徴:
いつもは麗子とかで幸せな夫婦ネタが多いのですが、今回はアルカナってことで「世界の謎」攻めしてみました。
おかげで総帥とそれっぽい会話ができて満足。

源さんや間宮さんとの絡みも、そこそこベテランっぽいムーブができたかな、と。

その他:
過去の戦歴を眺めたらもう俊也を使い初めて11年経つのだなぁと驚き。
1人のPCをここまで長く使うなんて魔獣戦線はなんて贅沢なゲームなんだろう。
大体1年に1回か2回しか出動しないけれども、これからもそういうペースで続けたい。
俊也の求める世界の謎は、多分最後じゃないと明らかにならないだろうからなぁ。

◆粗筋
魔獣戦線はログが公開されているのでそちらを参照。
http://www.trpg.net/online/majyuu/irc/stage/irc_log.php?day=20130215
ここでは各フェーズのトピックスを上げていく感じで。

■登場フェイズ
俊也は久々に世界の謎に迫る登場。
俊也以外で世界の謎を気にしてるのって、クローズさんとか真昼君ぐらいか?

軍曹は突発だったせいもあり、通常の依頼シーン。

光司君は魔獣と遭遇しつつ、美しすぎる退魔士と裸で抱き合うシーン。
……ここだけ抜き出すと何があったかさっぱりわからないな(笑)。
詳しくはログの23:45ぐらいを確認してください。

■邂逅フェイズ
光司君は美しすぎる退魔士美智さんを病院で見守るために登場せず。
久々に集合場所に集合しない騎士だ。
テクニカルだけど、たまにあると刺激があって面白いよね。

■調査フェイズ
調査は初手から俊也が真眼を出して弱点を見抜いたので楽勝ムード。
残りひとつはなんとなく情報が少ない印象だったので、元々暴くのは難しい弱点だったんじゃないかなー。

病院で目を覚ました美智さんは光司君にベタ惚れ。
どうした。吊り橋効果かなんかか(笑)。
キスを迫られる光司君は「戦いが終わったら」と約束。
それは死にフラグだ(笑)。

みんな大好きインドラさんは、雪に埋まったり、軍曹に温情でホッカイロをもらったりと期待通りの動き。
軍曹優しいなぁ(笑)。

■集合フェイズ
敵の弱点が「自分より低い場所にしか攻撃できない」だったので、車椅子の俊也をどうするかという話題に。
結論、軍曹がヘリを調達してそこから支援することに。

その結果、光司君ワントップ作戦。
それでびびる光司君がかわいい。
びびるけど頑張る光司君がかっこいい。

■戦闘フェイズ
見抜いた弱点は裏技を使われることもなく封印。
ちょっと危ない可能性もあったが、光司君と軍曹のダイス目が爆発して判定2回で魔獣はKOでした。
たまにはこういう楽勝ムードも悪くない。

てっきりアルカナが現れるかと思ったら、調査フェイズで約束をしていた美智さん登場。
上空のヘリは撤退し、2人のイチャラブシーンが始まる(爆)。
かと思ったがそこでシーンは切れるのでした。

■退場フェイズ
俊也は情報収集に協力してくれた先生のところで、ちょっと心温まるシーン。

軍曹は繰り返しネタ(笑)。

光司君は……頑張れ。

三者三様で、とても魔獣らしいエンディングでした。


◆反省と考察
ロール:4点
ゲーム:5点
ストーリー:3点
ボーナス:3点

ストーリーとボーナスは普通、かしらん。
ストーリーはやはり、敵が喋れない動物系だと少し盛り上がりに欠ける感が。
普段の魔獣が外道だったり変態だったり理想主義者だったりと毎回面白いので、それと比較しちゃうせいかしらね。

ロールは4点。
5点でもよかった気もするが「普通に面白かった」レベルなので5点。
「非常に面白かった」の壁は厚い。

ゲームは、十分でしょう。
これ以上ないっていう完封ではなかったわけだけれども。
真眼出した上、3人の合計力が16点と半分以上残った状態。
ぎりぎり悩んだ完封よりも、悩まず圧勝した今回のほうがなんだか「勝利」って感じがしたので5点です。

○良かった点
・普段やらないロールができた。

○悪かった点
・最近PLさんの集まり悪い?

ではでは、個別解説。

・普段やらないロールができた。
俊也はどちらかというと堅物的な印象がある。
ただ別に「堅物」と設定してるんではなく、フィロスが「真面目にロールしよう」としてるからなんだが……。
頭のいいキャラクターならもうちょっと洒落のきいた言葉を言えてもいいんだが、なにせそういうスキルをフィロスが持っていないので難しい(苦笑)。
そんな中今回は比較的そういう「洒落のきいた」台詞ができたような気がする。

総帥が「女心は妻帯者の君の方がわかるだろう?」と言われて
「わたしは、彼(魔獣博士(注3))の心もわからなかった男ですからね」とか。
ヘリの中で心配をしてくれる間宮さんに対して
「伊達に傷を重ねてきたわけではありませんから」とか。

他のPCにはなくて俊也にはあるのは「戦いを繰り返して傷を受けてきた」という歴史だろうから。
これを前面に出すと「らしい」ロールになるのかもしれないな~。
いやはや、他人からロールを引き出してもらえた嬉しいロールプレイだった。

フィロスもこういう「他人のロールを引き出すプレイ」をできるようにならないといけないな。うん。

・最近PLさんの集まり悪い?
これ「悪い点」に上げてもフィロスにはどうしようもなくね?
今回、本当なら違うPLさん担当のキャラが参戦予定だった。
しかし、その方が連絡がつかず急遽募集した3人目が参戦してくれた。
maxさんがかけつけてくれなかったらセッションは流れていたわけなので、本当に感謝。

そういえば前回も前日だか当日だかに突然PLが入れ替わっていた。
たまたまとはいえ、連続というのはあまり気持ちのいいものではない。
水無月さんも不安になってしまうだろう。
少なくとも自分はそういうことが起きないように予定をやりくりして、MLのチェックを怠らないようにしよう。
そして、余裕のあるときはセッション見学に赴いて突然の穴があったときに埋められるように努力しよう。


というわけで、少しの波乱とダイス目によって非常に楽しいセッションでした。
瞳が休憩してから1年経過。
俊也の安定のセッションも色々と考えることができて楽しいけれど、やっぱり瞳でがんがん前に出るセッションも懐かしい。
さて、そろそろ彼を復活させる頃合いかな。
といったところで感想はしめ。





(注1)魔獣戦線:同名のサイトで運営されているオンライン専用TRPGシステム。
ロールに主眼を置いたシステムではあるが、GMがひとりという特殊なルールでそのゲームクオリティを保っている。
少しの制約を守れば非常に能力再現の自由度が高い。
そして感想でもあるが、長く同じPCを使い続けるというなかなかない環境。

定員制で、4月と10月に募集をかける。
興味のある人は今からサイトをチェックしておこう!
http://homepage3.nifty.com/gensouyuugi/index.htm

(注2)優先度3:魔獣戦線のセッションは月1~2回で、PL3人しか参加できない。
参加PLの決定は「優先度」と言われる仕組みで決まる。
簡単にいえば、優先度が高い人が参加できる。
参加表明をして参加できないと、優先度+1。
参加できたら優先度は0に戻る。
経験的に大体優先度3なら名乗りを上げれば参加可能だ。

フィロスは昨年末に3回参加できずに優先度3までたまったのに、
今年に入ってから先約があって募集に応募できず、
優先度3のままじりじりとタイミングを狙っていたのだ。

(注3)魔獣博士:魔獣をすべる幹部、魔獣王のひとり。
かつて俊也と心を通わせつつも戦ったライバル。
彼の戦いは、創造の魔獣王の心を悩ます問題を解決したいという愛ゆえの行動だった。
俊也は最後の戦いのときまでそれを気付けなかった。
今回の俊也はそのことを言っているのだ。
by phirosu2 | 2013-02-17 02:06 | 魔獣戦線 | Comments(0)
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