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VS紅死姫
【TRPG感想】
先日は水無月さんがGMの魔獣戦線(注1)でした。

昨年末以来、魔獣戦線のセッションは1月に1回以上行われているのに、スケジュールが合わず参加できず。
いざ、予定が空いているときは年末セッション(注2)やら魔獣王戦(注2)やらで特別優先度(注2)で参加できず。
ふと気付くと驚くべきことに優先度5(注3)になっていました。

足かけ2年ぐらいかけた瞳の雷鬼とのお別れイベントも、セッション内容を反映させて渋いところに着地。

内容もとても魔獣らしく、久々の魔獣戦線はかなり面白い内容でした。




◆キャラクター紹介
■名前(PL名):武田剣(タケダ・ツルギ)(アデル)
性別/年齢/種族:男/35/人間
クラス:<力>の騎士
ゲーム的特徴:
マッチョなおっさん。
フィロスのPCのような似非ではなく、生粋の<力>の騎士。
でも攻撃だけではなく、それを上手く利用して調査もしていた。

ロール的特徴:
「がはは」と笑う豪快なおっさん。
他人にどんどん絡んでくるTRPG的にはおいしいキャラ。
ただ、その背景にはなにやら暗い過去がありそう。
軸があってとても楽しそうなPCである。

その他:
アデルさんは2PCを持っている。
今回、セッション前に参加PCが発表されなかったので、てっきりもう一人の内気な少年勇気君だと思っていたら、剣さんだった。
正直面くらったが、結果的には瞳があんな進化を遂げたのは剣のおっさんとのやりとりもあったんだろーなー。
なかなか面白いPCでした。
ただまあ、これから変化するタイプのPCではないので、そこの面白みはあまりないかなー。

■名前(PL名):月島美冬(ツキシマ・ミフユ)(円柱)
性別/年齢/種族:女/29/吸血鬼
クラス:<世界>の騎士
ゲーム的特徴:
吸血鬼らしく結構万能。
しかも騎士クラスなので弱点もほぼない。
……まぁ、騎士だしね。

あとはその万能感とどのあたりで折り合いをつけるかが決まるともっと鮮やかなゲーム展開ができるんじゃないかなーと先輩風を吹かせてみたり(笑)。

ロール的特徴:
オープニングとエンディング(つまり1人のところ)では雰囲気が出ていたが、いかんせん他人と絡むところで少し大人しくなるのは入力速度の違いゆえか。
それとも剣のおっさんに辟易して黙っていたのか(笑)。
おっさんに比べるとあまりアピールしない印象があったのでまた何度かご一緒して見極めたい感じでした。

その他:
昨今の魔獣戦線ではむしろ珍しい由緒正しい吸血鬼。
調査でも戦闘でも活躍したが、ロール的にもゲーム的にもちょっと軸が定まらずにふらふらしてしまった感が。
円柱さんが、裏でももっとたくさん発言していただくと、先読みも絡みもしやすくていいんじゃないかなーなんて思いました。
でも絵がかけることは素晴らしい。
てか同人出しちゃうクラスの絵描きって魔獣戦線では初めてじゃないか?
ぜひうちのまじかるガールズの挿絵をお願いしたい(笑)。

■名前(PL名):羽遠瞳(ウオン・ヒトミ)(フィロス)
性別/年齢/種族:男/29/ほぼ人間
クラス:<戦車>の騎士
ゲーム的特徴:
基本的には戦闘のみ。
調査も魔獣戦闘以外はからっきし。

今回は読み通り魔獣戦闘がある調査場所を選べたにも関わらずダイス目に泣かされて全く調査できないという失態。
その上戦闘ではダイスをふらず応援のみで……戦わない戦闘型って一体。
瞳の存在意義が危ない(苦笑)。

ロール的特徴:
先にネタバレすると、ついに雷鬼がいなくなりました。
2年ぐらい前から「雷鬼消滅イベント」として進めたものがやっと終了。

今回は剣のおっさんもいてくれて「正義」について色々と考えるシーンがもらえてありがたかったです。
今までは暑苦しく正義を求める青年。
これからは……苦しみながら正義を求める青年になっていくのかなー?

その他:
久々の魔獣戦線で、なんだか瞳っぽくない動きだった気がする。
進化の途上と考えるべきか、ただ腕が鈍っただけと考えるべきか(苦笑)。

瞳はしばらくお休みなので、これからは俊也でぶいぶい言わせるぞー。

◆粗筋
魔獣戦線はログが公開されているので、興味がある方は以下のURLをクリック!
http://www.trpg.net/cgi-bin/irc_view.cgi?channel=majyuu_stage&day=20120428#220000

粗筋は上のログを見てもらうとして、この感想ではトピックだけ抜粋~。

■登場
驚きの3連続小説風登場。
何かしらアピールしたい設定とかがあると小説風登場になりがちである。
フィロスは掛け合いも好きなんだけどねー。

剣のおっさんは騎士の勇気君に拾われるシーン。
美冬ちゃんは同居人と百合百合するシーン。
瞳は、雷鬼が消える伏線をはるシーン。

■邂逅フェイズ
3人が連絡所に。
特筆すべきことはないが、まぁ、剣のおっさんが瞳の一挙手一投足に絡んでくるのでロールが楽しかった。
ただ難しいのは魔獣戦線の場合、ロールが楽しいからって無闇にやっていると時間がなくなっていくところ。
リアル時間制限のあるゲームは難しい~。

■調査フェイズ
剣のおっさんが襲われたカップルの前で筋肉を披露してヒントをゲット。
美冬ちゃんがストーカーもどきに振り回されたりしつつ、魔獣の恋人だった男から真眼を出して弱点をゲット。

そんな中瞳は前述した通りに全く役に立てず。
ま、まあいいんだ。
調査型じゃないし。

裏での発言でみんなを助けていたって思いたい(遠い目)。

■集合フェイズ
美冬ちゃんと絡めなかったので絡もうと臨んだが、結局剣のおっさんと絡んでしまう(笑)。
だってリアクションが早いんだもの。
タイピング速度なのかわからんが、やはりリアクションスピードってのは大切である。
瞳の我が儘(相手を殺したくない)に対して「あっそ」でスルーするのではなく、きちんと対応してもらえるととても嬉しいのう。

■戦闘フェイズ
戦闘前会話がやたら長引く(笑)。
今回、魔獣が連れている彼女の正体がはっきりわからず、それに対するスタンスも騎士毎に違ったので、問いかけがバラバラで、それも時間をくった理由のひとつ。

2人気絶1人残りというのは結果から見れば超接戦だが、実は最後の判定に行く前にすでに騎士の勝利は確定していた。
剣のおっさんの攻撃で裏技発動したときも、実は封印に穴があって裏技が来ることも予想できていた。
ただ「ここでおっさんが倒れてくれたほうが瞳的においしいなぁ」と思ってスルーしたり。
その後てっきり瞳に攻撃が来るかと思ったら、美冬ちゃんに行って終わってしまったことだけが想定外だった。

■退場フェイズ
剣のおっさんは勇気君のところに戻る。
美冬ちゃんはNPCと百合百合する。

誰かが言っていたが、1回のセッションでBLと百合の両方が見られるなんてお得なセッションだ(笑)。

瞳は雷鬼を封印して次のステージに行くことを誓う。

◆反省と考察
ロール:4点
ゲーム:3点
ストーリー:3点
ボーナス:4点

ロールは申し分なく。
5点でもいいかもしれないが、美冬ちゃんも交えたロールをもう少ししたかったなーという意味で4点。
ゲームも「予想通り進んだ」という意味ではかなり満点に近いのだが、そこに瞳が協力していないので3点で。
予想通りってんならもう少し瞳を活躍させてあげればいいのになー。
ボーナスは、瞳のイベント一区切りってことで+1点。

○良かった点
・剣のおっさんのロールは見習わなければ。
・雷鬼消滅イベントおつかれでしたー。

○悪かった点
・リアクションスピードに差がある人が一緒の場合、何か対応を考えないとなー。

では個別解説。


・剣のおっさんのロールは見習わなければ。
今回の主役はなんといっても剣のおっさんでしょう。
他人のロールの拾い方、NPCとの絡み方、どれも素晴らしかった。
まあ、多少力の使い方が強引なところはあれども。
身内NPCと絡み偏重な部分はあれども。
それを補って余りある活躍でした。
あの絡み方は勉強したいな~。

・雷鬼消滅イベントおつかれでしたー。
完全に自己満足(笑)。
無事に雷鬼を封印。
瞳は「死なせない正義」を貫くために他の全てを捨てる覚悟をすることに。
はたしてそれは修羅の道かそれとも地獄への片道切符なのか。
三十路を迎える頃、瞳がどのようになっているかは……まだ考えてません。

・リアクションスピードに差がある人が一緒の場合、何か対応を考えないとなー。
今回の場合、リアクションが早い剣のおっさんと美冬ちゃんで、どうしても絡み方に差が生まれてしまった。
そりゃあ、同じ問いかけをして、リアクションが早いほうにこちらも先にリアクションのリアクションを返すのは当然。
ただ何も考えずにそれを繰り返してしまうとリアクションが早い方とだけ会話することになってしまう。
集合フェイズなんかでは美冬ちゃんに話を振ることでそれを解消できないかとやってみたが、どこまで上手く行ったか……。

オフラインなら顔色とか表情とかを伺ったり、自分の身体の向きとか、色々としたニュアンスを使えるけど、オンラインだと文字しかないからなー。
なんかいいアイデアないかなー。





(注1)魔獣戦線:水無月さんが運営されているオンライン専用TRPGシステム。
様々な売りがあるが、最も大きな売りは「GMが水無月さんのみ」という縛りだろう。
そのおかげでオリジナルシステムにも関わらず、統一した世界観が構築され、その中で人間関係などを育むことが可能になる。

基本定員制だが、現在メンバー募集中。
興味のある方は以下のURLをクリック。
http://www.trpg.net/online/majyuu/

(注2)年末セッション、魔獣王戦、特別優先度:通常の魔獣戦線とは違う運用がされる特別なセッションのこと。
年末セッションは1年で参加数が多い騎士3人の優先度が高くなる。
魔獣王戦は、キャンペーンの最終回で、そのキャンペーンの参加数が多い騎士の優先度が高くなる。
優先度については後述。

(注3)優先度5:魔獣の素晴らしいルールの1つ。
セッション開催告知に対して参加申し込みをしたPLの中で、優先度が高いPLから3人が参加権を得る。
優先度のため方はただ1つ。
参加申し込みをしてセッションに参加できなかったら1点溜まる。

かつて、魔獣戦線が過疎ってた時期は優先度2で参加できたこともあったが、最近はもっぱら優先度を3溜めないと参加できない。

このルールが素晴らしいなーと思うところは「同じ優先度だったら、参加数が少ない方が優先される」ってところだと思う。
おかげで参加数の多いフィロスは初心者さんよりも参加がしづらい(笑)。
でも、やはり始めたばかりの人をたくさんセッションに参加させたいってのは道理なので納得している。

ちなみに特別優先度が採用されるセッションでも通常の優先度は溜まる。
そのためにフィロスは
・普通に3点まで溜める。
・年末セッションに参加申し込みするが、特別優先度のため参加できず+1点。優先度4点になる。
・魔獣王戦に参加申し込みするが、特別優先度のため参加できず+1点。優先度5点になる。
といった感じで5点までたまった。

記憶は定かでないが、恐らく優先度5点まで溜まった人はほとんどいないんじゃないだろうか(笑)。
by phirosu2 | 2012-05-03 08:34 | 魔獣戦線 | Comments(1)
Commented at 2012-06-19 00:06 x
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
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