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ドゥアンの闘技場
【TRPG感想】
先日はTSさんがGMのアリアンロッド2E(注1)でした。

キャンペーン第2回。
全8回の予定なので実は「起承転結」で言ったら「起」の段がもう終了ということに。
タイトルに共通点も見え始めて、段々とシリーズ構成が見え始めてきました。
これは種族毎の話になっていくのかな?
最終的にどこに落ち着くのか楽しみです。
TSさんは「ハードル上げないでくださいよー」と言ってましたが、上げます。
上げまくります(笑)。
フィロスはTSさんのマスタリングが大好きなのでハードル上げまくりますっ(笑)。

とはいえ、あまりうるさいのも考えものだなーと感じた今回のセッション。
大きな反省点を抱えてしまったものです。
詳しくは考察で。

まずはキャラクター紹介から。




◆キャラクター紹介
■名前(PL名):シルヴィア=シーカー(kou)
性別/年齢/種族:女/?(外見15歳)/エルダナーン
クラス:ウォーリア/サムライ
ゲーム的特徴:
堅実な前衛を務めてくれているシルヴィアさん。
今回の成長も順当に命中とダメージを強化してくれてます。
ありがたやありがたや。

ロール的特徴:
復讐を誓った一本気な娘さんです。
今回は兄弟子とかが出てきてシリアスムードが大爆発でした。

その他:
PCはシリアスムードなのに、PLはいつもの調子で。
ついに危惧していた事態が起きてしまったので注意しました。
注意の仕方にはもっといいやり方があったかもしれないなぁと思いつつ、詳しくは考察で語りますが、次回以降改善されることを祈るばかりです。

■名前(PL名):ジーク=ウインターファング(KKK)
性別/年齢/種族:男/50(外見17歳)/エルダナーン
クラス:メイジ/サモナー
ゲーム的特徴:
こちらも純粋な魔法攻撃要員。
ますます固定値を上げて、雑魚一掃のキーマンです。
でも今回は雑魚が少なめだったから少し残念だったかも?

ロール的特徴:
毎回NPCと一番絡むジークです。
ボンドガールならぬジークガールか。
まぁ、少女だったのは今回初なんですが。

シルヴィアの兄弟子の妹さんとちょっといい雰囲気になるというおいしい役どころ。
それでも孤高の狼は一つところには腰を下ろさない。
後ろ髪を引かれる思いをジークがしたかどうかはともかく、くっつくことはなく、旅は続くのでした。
いやぁ、面白かった。

その他:
最も過去の設定が少ないため、GMは色々と腐心しているようですが、ジークはそんなことを気にせずに毎回ジーク節を聞かせてくれます。
感想戦ではGMから「そんなジークも、そのうち大変なことになりますから」なんて恐ろしい発言が出たり。
ジークのこれからに期待です。

■名前(PL名):ティスケッタ=ドゥルーマン(青海)
性別/年齢/種族:女/80(外見20歳)/エルダナーン
クラス:シーフ/アルケミ
ゲーム的特徴:
ついにPL本人から「なんでこんなにグレネード報われないのー!」という魂の叫びが(苦笑)。
次回リビルドするのかな?
とりあえず今回はまだリビルドしないということで、毒系スキルを取得。
あと、《インタラプト》や《バタフライダンス》などのシーフセットを取得してくれて、前衛として大活躍でした。
演出的には魅力的だけどグレネードは弱いよねぇ(苦笑)。

ロール的特徴:
今回、ついに奪われた発明品が登場。
それは仲間であるリューンを想ったとあるものでした。
発明品を見た途端、軽くキャラ崩壊するなどまだ不安定な面もありますが、これから魅せてくれそうです。

その他:
他の3人に比べるとおとなしめ……なんて言っていて前のキャンペーンでは後半からドライブかかってきたので今回も期待してます。
ロール面はともかく、次回リビルドして純粋毒使いになったらどんな風になるのか、楽しみです。

■名前(PL名):リューン=エグ(フィロス)
性別/年齢/種族:男/300?(外見35歳)/エルダナーン
クラス:アコライト/セージ
ゲーム的特徴:
ついに《プロテクション》の固定値上げが終了。
エネミー識別も10+5Dで、シーン全体、防御値まで見抜けるように。
個人的に嬉しかったのは新取得した《ウィークポイント》が使いどころあったところ。
常にあるわけではないですが、敵の反撃に効果があるのでなかなかいい感じです。
ロール的にもかみ合ったしね。

ロール的特徴:
ゲーム的成長が大体決まったので、バックボーンを考えて、ティスたちと家族みたいな関係になれたらなーなんて臨んだ今回。
逆にGMからは「過去の黒いリューンを出していきましょう」という要請。
怪しいシーンでは思い切り冷酷な表情を出しつつ、表では仲間を気遣うという二重人格っぽいロールになってます。
記憶喪失キャラは難しいぜぇ(笑)。

その他:
改めて考えると自分に課する課題が広範すぎて制御しきれてないのかもなーと感じたり。
ゲームとゲームの合間にPLの温度を下げないってPLサイドからじゃ無理なのかなー。
そんなことないと思うのだけれど……。
次のセッションは年明けて来年らしいです。
間が空いてしまうので、どうにか何か考えたいところですが……。

◆粗筋
■前回までの粗筋
ある村の地主の娘ティスは、盗まれた発明品などを奪還するために王都グランフェルデンへ。
そこには中二病の実力者ジークと過去を覚えていない神官リューンが同行。
グランフェルデンで、一族の仇を探すシルヴィアと合流し、ギルド『フランベル』を結成。
妖魔退治の依頼で潜った遺跡の中で、リューンの失った記憶の鍵であるペンダントが輝く。
ペンダントの光からフィルボルの種族特徴を一時的に得た一行は妖魔を撃退。
フィルボルの村に平和を取り戻したのでした。

■オープニング
前回同様、適度に曖昧なハンドアウトをもらい、オープニング開始。

シルヴィアに、かつての剣の師であるドゥアンのリシュウから手紙が届く。
その手紙には、キルディア共和国の首都ミースで行われる闘技大会に出てほしいとあります。
リシュウの下で共に学んだ兄弟子サウザーのことを思い出すシルヴィアでした。

リューンは、前回の遺跡でペンダントが遺跡と共鳴したことなどを思い出していました。
そのことを思い出すと、同時に暖かい声がリューンを褒めてくれていたことを微かに思い出す。
その声は「もっとたくさんの真実を知ること」をリューンに勧めていた。
リューンは無自覚にもっともっと知識を得なければと感じるのであった。

ティスは、奪われた発明品の回想シーン。
それはリューンの記憶を戻すため、どうにか脳に作用する衝撃を作りだせないかと腐心した一品。
回想シーンの中で怪しげな電極のついたヘルメットをかぶり、バット状のもので頭を殴られるリューン。
一瞬だけ炎の中で残忍に笑うリューンを見るのですが、それもすっぽり忘れて目覚める。
実験は失敗。
でもリューンのフォローに気を取り直して研究を続けるティス。
しかしその発明品も盗まれてしまったのでした。

ジークは、前々回助けた村のニック君(注2)と再開。
「強さ」とは何かを語るのでした。

■ミドル
フランベルへの次の任務はキルディア共和国の首都ミースで行われる闘技大会への出場。
どうやら毎年ドゥアンばかりが参加しているので、エルダナーンだけで構成された珍しいフランベルにぜひとも出場して盛り上げてほしいとのこと。
シルヴィアが最初は依頼を受けるか迷っていた(注3)のですが、仲間からの誘いもあり、全員でキルディア共和国へ。

手紙に従い師匠リシュウ、兄弟子の妹クレアと再開するシルヴィア。
しかしそこに兄弟子のサウザーはいませんでした。

師匠からの依頼は、サウザーを闘技大会の場で負かして欲しいというものでした。
リシュウ曰く、昔は正々堂々としていたサウザーが、今や大会荒らしといわれるほどのあらくれものになってしまったとのこと。
一度大舞台で負けることで、心を入れ替えて欲しいとのこと。
あまりの変化に驚くシルヴィア。
何か知っていそうなのに教えてくれないクレア。
元々神殿の依頼もあるので、フランベルとして大会に参加することになりました。

まずは予選。
過酷な砂漠を走りきるというFS判定。
なのですが!
結果から言えばこれに失敗。
3ラウンドでカウント17はさすがに無謀でしょうよ。
えぇ? GMさんよ?(笑)

予選に落ちてしまったフランベルに即興で敗者復活案をGMが考案。

・過酷な敗者復活サバイバルに参加する。
・交渉金5000Gで特別参加権を買う。
・他の出場チームを襲って参加権を奪う。

ぐだぐだした相談の後、一番確実な「金で解決」をとることに。

なんとか大会出場権を獲得したフランベル。
いよいよ大会本番ですが、なんせ裏口で参加してるわけで、全員表情はひきつってます(苦笑)。

第一試合の相手は毒使いの爪ドゥアン、スティング。
クリンナップに30点ものダメージを与える驚異的な毒でシルヴィアを追い詰めますが、辛勝。

第二試合準決勝は鉄壁のリーダーバルバスが率いる範囲攻撃軍団。
リーダーが倒れたら負けというルールで戦いましたが、相手の雑魚のダイス目がふるわず、第一試合よりも簡単に勝利。
やはり前衛がシルヴィアとティスの2枚になったので近づいてきて殴るだけの相手なら各段に安定感が増しています。

今回のミドルフェイズは試合と試合の合間に情報収集ができるギミックでした。
ティスとリューンは回復で手いっぱいだったのですが、その間、シルヴィアとジークが情報収集。

ジークはクレアさんと仲良くなりながら、サウザーが変わってしまった事件について調査します。
どうやら正々堂々と戦っていたサウザーはあるときにクレアを人質にとられ、それを助ける際に片腕を負傷してしまったとのこと。
両手剣を扱うには致命的な傷を負ってしまったサウザーは荒れて、失踪してしまった。
しかし、その腕を錬金術でカバーして帰ってきたサウザーは人が変わったようになっていたのだ。
サウザーが変わってしまったのは自分のせいだと責めるクレア。
ジークは「過ぎてしまったことはどうしようもない。問題はこれからどうするかだ」と言い、今まで暴虐なサウザーの試合を見ることができなかったクレアを決勝に来るように決意させます。
……ジークかっけぇ(注4)。

一方、シルヴィアはサウザー本人に会いに行きます。
PLたちの予想を裏切り、意外とフランクにシルヴィアを迎えるサウザー。
しかし「戦う相手は抵抗できなくなるまでやらなければ意味がない。戦いとはそういうものだ」という意見は変えられませんでした。
そのサウザーの影にザーボという練金魔術師の影が。
どうやらサウザーの腕を錬金術で直した錬金術師らしいのですが……行動回数が足りずそこまで調べられず。

このザーボ、決勝の前にリューンのペンダントを知ってる風な口ぶりだったり、黒リューンと会話(注5)したり……。
PLレベルでは間違いなく「こいつが黒幕だー!」とわかっているのですが、PCには情報が足りず決定打がない状態。
ぐぬぬぬ、悔しい展開。

■クライマックス
そして決勝戦。
当然相手はサウザーです。

サウザー「お前が一度でも俺に勝てたか?」
シルヴィア「今のわたしには仲間がいます。たった1人のあなたには負けない!」
サウザー「俺は1人でも勝てる。それだけの、絶対の力を身に付けた!」

サウザーの自身の裏付け、かつてシルヴィアが一度も破れなかった秘剣をひっさげての登場です。
戦闘開始直後、リューンの識別によって秘剣の秘密が明らかに。
地に立つものを一掃する秘剣と、反撃の秘剣。
反撃はともかく、シーン攻撃はどうしようもないわーとPL一同。

シルヴィア「そう、わかっていてもかわせない、それがサウザーの秘剣!」

なんてかっこいいことを言いつつ冷や汗だらだらのPL一同。
やられる前にやるしかない、と全力攻撃を繰り返し、なんとかなんとかサウザーに強烈な一撃をきめます。

すると、セコンド席にいたザーボが怪しい動きを。

ザーボ「だから言ったのです。わたしが渡した力を使えと」
サウザー「いらん。俺の力だけでも勝ってみせるっ」
ザーボ「あなたの力では勝敗はもう見えているでしょう(ぽち)」

突如、サウザーの腕についていた錬金機械が形を変え、サウザーの頭と背中を覆います。
目が虚ろになって、狂戦士のように剣をふるうサウザー。

ティス「ああ! あれはわたしの発明品! なんであんなやつが!?」
リューン「?! まさか、脳に作用する機能を応用して洗脳に使っているのですか?」

機械が稼働を始めるのと同時にリューンのペンダントが再び輝く!
その光はシルヴィアとジークを包み、2人にドゥアンの力、《ウイング》と《ストロング》を与えます!

シルヴィア「これは?! これがあれば秘剣をかわせる!」

シルヴィアとジークが飛行状態になり、秘剣の対象外に。
そのおかげで、ぎりぎり勝つことができました。
GMも言っていたけど、毎回2レベル上がるおかげで予想よりも与ダメージが大きい印象。
今回はティスも攻撃役としてきちんと機能していたこともなんとか勝てた要因かしらね。

■エンディング
試合が終わった瞬間、ザーボはどこかへと消えてしまいました。
満身創痍のPCたちにはそれを追うこともできず。

ただ、ザーボに操られていたことを悟ったサウザーは、自分の敗北を認めます。
仲間を得て強くなったシルヴィアに言葉をかけつつ、医務室に運ばれて行くサウザーでした。

そして、個人エンディングです。

とりあえずは1つ発明品を回収したティス。
といってもそれは未知の技術で加工されていて、すぐに元に戻せるものではありませんでした。
ちゃんとした解析のためには、ちゃんとした場所と道具が必要になりそうとのこと。

リューンは、再びペンダントから光があふれたことについて考えていました。
ペンダントが光った瞬間、リューンの脳裏に言葉が響いたのでした。
それは、リューンにペンダントを預けた人の言葉。
「これをあなたに授けます。これは~~~、あなたは~~~、導いて~~~きっと~~~」
ほとんど思い出せない切れ切れの言葉の数々。
しかしそれは大切な何かだとリューンは感じるのでした。

そしてジーク。
依頼を終えて町を去るジーク。
それを見送るクレア。
クレアは頬を染めながら「いつでも、町に来てください」と伝えるのでした。
なんでジークばっかりいい思いをするんだ。
かといって同じようなシーンをリューンでしたいとは思わないけど(笑)。

当然最後はシルヴィア。
つきものが落ちたような表情のサウザーに対し、シルヴィアは自分はまだまだ旅の途上であることを告げます。
復讐の旅。
そして、そのヒントを少し得たと。

リューンのペンダント、ペンダントが光ったときに一時的に授けられる異種族の力、そしてペンダントを知っている風なザーボ。
まだまだシルヴィアの旅は続きます。

■謎や伏線
・(第一話)シルヴィアの村を焼いたのは一体だれ? 『EG』? なぜ?
・(第一話)シルヴィアの過去に現れる『剣の師匠』。
・(第一話)リューンの持っている謎の紋章『EG』。地の時代のもの?
・(第一話)リューンの夢に出てくる『保護者』は何者? 何のためにリューンを育てていた?
・(第一話)ティスの『奪われた何か』とは何か? 代々伝わるものと発明品の2つある?
・(第一話)謎のマスターシーンに登場する実力者っぽい『ホワイト』。シルヴィアの師匠とつながりが?
・(第一話)リューンの知識欲の源とは?
・(第二話)リューンのペンダントの力? 異種族の力を与える?
・(第二話)謎の錬金魔術師ザーボの正体は?

◆反省と考察
ロール:4点
ゲーム:4点
ストーリー:3点
ボーナス:1点

ロールとゲームは素晴らしいゲームを提供してくれたみんなに。

ロールは、ジークを始め、シルヴィアもティスもそれぞれ見せ場があっていい感じ。
全員に見せ場を作ろうというTSさんのポリシーはこういう面子だと素晴らしい機能を発揮する。
今回は手前味噌ながらリューンの過去の黒い面も出せたりしてとても楽しかった。

ゲームも然り。
毎回「こんな敵倒せるのかよー?」と思う状況でも、各PCが役目をこなして全力を出すことでなんとか倒せる。
自分の状況認識の不確かさを再確認してしまうね(苦笑)。
そろそろみんなレベル系スキルの上限レベルに達してきたので次のレベルアップではできることが増えるレベルアップになるんじゃないかな?
幅を広げたときに、さらなる連携が生まれそうな予感。
次回も楽しみ。

さて、自分の悪い点と仲間の悪い点を両方とも指摘せねばならないボーナスの1点だが……。
これは考察の最後の「悪かった点」で語るとしよう。


○良かった点
・謎の過去、そしてジークガール、キャンペーンは盛り上がるね。
・みんなダイスをざらざらふって楽しそう。

○悪かった点
・kouさんへの指摘について

では、個別解説。

・謎の過去、そしてジークガール、キャンペーンは盛り上がるね。
シルヴィアの復讐、リューンの失われた過去、ティスの奪われた発明品の3項目を軸に恐らく構築されている本キャンペーン。
今のところはリューンのペンダントをキーアイテムにして、ついに今回発明品を奪ったと思われるザーボなるNPCまで登場。
それに加えてジークに毎回違うNPCヒロインが絡むという繰り返しの妙。
感想戦を聞く限り、無意味に毎回違うヒロインが出てきているわけではないらしい。
様々なキャンペーンの楽しみ方を表現してくれているTSさんと、それを受けて楽しいセッションにしているPL一同には感謝感激だ。

・みんなダイスをざらざらふって楽しそう。
これもキャンペーンの醍醐味。
毎回ふれるダイスがどんどん増えていく攻撃役2人。
攻撃するのが毎回楽しそう。
リューンもダイスは増えないけどできることが増えてるので、頭悩ますのは楽しいわ。

・kouさんへの指摘について
とりあえず時系列順に顛末を追う。

前提として、前回の日記にも書いたようにkouさんは「何かあったらとりあえず妄言吐いておく」タイプのPL。
つまりうるさい。
んで、何があったかというとKKKさんがジークの攻撃の宣言をしているときのこと。
毎度のようにいつも通りkouさんはマシンガンのように喋っていた。
そのせいで、GMはKKKさんの声が上手く聞き取れず、聞き返していた。
これを見たときにフィロスの堪忍袋の緒が切れてしまった。
全員がいるところでkouさんに向かって
「おい、kou、ちょっとは黙れよ。KKKさんもGMも困ってんだろ。少しは考えて喋れよ」と言ってしまった。
当然、その場の空気は悪くなるわなぁ(苦笑)。
以降、kouさんはネタっぽい発言をするときは声のトーンを落としたりとメリハリをつけてくれたんで、非常にプレイしやすかった。

フィロス視点の状況はこんな感じ。
ぶっちゃけ、発言の内容と言い方は後悔してない。
ただ、もうちょっと言うべき場所とタイミングがあったのかなーとは思っている。

kouさんは頭のいい人間である。
個人的な評価だが、今回のセッション参加者の中では一番頭が回ると思う。
だから、他人がひとつを考えてる間にふたつの意見が出てきて、それを口にしてしまうのだと考えている。
自分のことを棚上げして言うなら、どうせ頭を使うなら、その表現にも頭を使ってほしい。
感想戦でTSさんの発言の中に、フィロスの意見にぴったりのがあったので引用する。
「kouさんの発言はあまりにもたくさんのことを並べて言うから、どれがネタかどれが本気かわからない」
つまり、どんなにたくさんのことを話しても伝わってないのだ。
それじゃあ無意味。
むしろ無駄。
GMという有限なリソースを無駄遣いしている分マイナスの効果を生み出してしまっている。
今回、それがあまりにも行きすぎていると思ったのでその場で強く注意したわけだ。

だから注意の内容は別にいい。
ただまあ、セッション終わってからメールとかで指摘してもよかったし、
公衆の面前でkouさんの評価をいたずらに貶めることに意味はないわけだし、
全員の前で言うことはなかった。
そこについては反省。

頭を冷やした後にメールで謝罪とか感想のやり取りをして、改めて「こいつ頭いいなー」と感じた。
だからこそ、その頭をもっと卓のみんなが楽しめる方向に使ってほしいと感じる。
個人の楽しみを優先したいなら1人用コンシューマゲームでもやってればいいのだから。





(注1)アリアンロッド2E:100年遊べるTRPGの第二版。
様々なバランス調整がなされ、とっても遊びやすくなっている。
公式HPはこちら↓。


(注2)ニック君:牧畜で生活を営んでいる村の少年。
フルネームはニック=ミートらしい。

(注3)依頼を受けるか迷うシルヴィア:師匠の手紙の内容と、神殿の依頼が相反するものでないかを心配したPLの行動。
フィロスは「そんなことあるわけない。それじゃあシナリオが進まないから」と頭から決めてかかっていた。
TSさんがそんな面倒なシナリオを作るわけがないという気持ちもあった。
違う環境でTRPGを学んだkouさんはこういうところでちょいちょいひっかかるのが面白い。

(注4)かっこいいジーク:感想戦のとき、TSさんが聞いていた。
TSさん「前にやってたフレイムギアのPC1と今回で、今回のほうがロールがすらすら言える理由なんかあります?」
KKKさん「前回は、自分で『○○をしなければならない』っていう性格で縛っちゃったんですが、今回ジークは『かっこいい台詞を言いたい』『派手な活躍したい』って感じで『○○をしたい』っていう性格にしたせいだと思います」

正確なやりとりは覚えていないが、要旨はこんな感じのはず。
『○○をしなければならない』と『○○をしたい』の違い。
受動と能動ってことかしら。
前者は束縛になってしまい、後者は主体的な動きになる。
う~ん、この辺は掘り下げたら面白いものが出てきそうだぞ。

(注5)黒リューンと会話:決勝が始まる前に、GMから無茶ぶりが。
GM「じゃあ、リューンのマスターシーンです」
リューン「何?!」
GM「ザーボと遭遇するんですけど、なんとなく悪くなってください」
リューン「??……あー、えーと、うん、なんとな~く言いたいことはわかった。よしやろう」

どうやら、ザーボとかつてのリューンは知り合いらしく、ザーボはペンダントのことも知っている風な感じ。
そしてザーボと会うことでリューンは一時的に過去のリューンに戻る、的なシーンをやりたかったもよう。
……そう説明してくれればいいのに(笑)。

前に雑談で「リューンて今は善良な神官じゃない。記憶失う前は、すごい黒いやつだとギャップがあっていいよね」みたなことを話した。
それを拾ってくれた結果っぽいが、いきなり「悪くなってください」は無茶ぶりだろう(笑)。
by phirosu2 | 2011-11-29 00:23 | アリアンロッド2E | Comments(0)
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