FEARが毎月配信しているWEBラジオ「ふぃあ通」(http://www.fear.co.jp/radio/fearradio.htm)に「鈴吹太郎のGM講座」というコーナーがある。
鈴吹社長が講師となり、きくたけ先生やゲストの方を交えてGM講座をするコーナーだ。
今回のテーマは「ハンドアウトの書き方」……の予定だったが、社長が諸事情で欠席。
その結果、ゲストの大畑先生のGMテクニックを公開しよう、ということになってました。
これから社長が欠席したときは、そのときのゲストのGMテクニックを公開してくらしいですよ。
きくたけ先生「(自分から見た大畑先生は)こちらの発言を心から面白いと持ち上げてくれる」
大畑先生「PLの発言をとりこんで、多少無茶でも反映する。できる限りシーンのオチに絡める」
大畑先生「シナリオが崩壊しかねないときは、『それはとても面白いが、ぶっちゃけシナリオが崩壊しかねない。どうしよう?』とPLに相談する」
きくたけ先生「相談しちゃいけないと思ってる人もいるけれど、そんなことはない。セッション中にGMからPLに相談するのは大事」
大畑先生「色んな人の持ってる成功のイメージがぶつかりあって1つのシーンが出来上がるのがとても面白い」
大畑先生「『面白い』と思ったら、それを素直に伝えることがとっても大事」
とりあえず主要な発言をまとめるとこんな感じかなぁ。
「長年培ってきた三下スキル」なんて表現もあったけど(笑)。
ポイントは「面白いと感じたことを伝える」「PLのアイデアを採用する」「困ったら相談」みたいな感じ?
基本っちゃ基本だよね。
でもプロGMってその基本のレベルが高いんだよね。
どんなシチュエーションでも忠実に基本を行えて、その上で自分の持ち味を乗せられるからプロのリプレイって面白いんだよね。
個人的に「面白いと感じたことを伝える」ってのは実は難しいと思っている。
特にオンラインセッション。
オフラインなら表情とか仕草で伝わるけど、オンラインだとわざわざタイピングしないと「面白いと感じてる」ことも伝わらないからねぇ。
多少演技過剰気味になっても、「おおー、すげえ!」「かっこいい」「イイネ」みたいな相槌は大事だと思います。
さて、来月はちゃんと社長がこれたら予告通り「ハンドアウトの書き方」らしいですよ。