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仮面の継承
【TRPG感想】
先日は自分がGMのマージナルヒーローズ(注1)でした。

以前から気になっていたシステムと、以前からキャンペーンやりたいと言っていたPLさんを、まぜまぜして新しいキャンペーンを始めました。
さあ、例によって濃い面子が揃ってきましたので、どんなお話になるか今から楽しみですね!






◆キャラクター紹介
■PC番号:1
名前(PL名):立向謳歌(タチムカイ・オウカ)/マスク・ザ・キッド(鶏坊)
性別/年齢/種族:男/14/人間
クラス:ベルトアーマー/オーラアーツ/ヴァリアスライフ
ゲーム的特徴:
WEBキャラシー(注2)はこちら。
http://character-sheets.appspot.com/mar/edit.html?key=ahVzfmNoYXJhY3Rlci1zaGVldHMtbXByFgsSDUNoYXJhY3RlckRhdGEYj-WrYAw

物理攻撃が得意なベルトアーマー、それに攻撃強化のオーラアーツとヴァリアスライスで最も攻撃力が高い仲間でした。
とはいえ今回はダイスに泣かされる場面も多かったですね。
HF(注3)の使い方も、慣れだと思うので、次回からもよろしくお願いします。

ロール的特徴:
偉大なヒーローから力を受け継いだけれど、まだ右も左もわからわからない状態。
多分PLさんも初キャンペーンで右も左もわからない状態ですよね(笑)。
これから馴染んでいければいいかと。

その他:
今回キャンペーン初参加の鶏坊さん。
キャンペーンやりたいと言ってくれた今回のお話の原動力。
フィロスのキャンペーンは、物語重視なのでお口に合うかわかりませんが、よろしくお願いします。

■PC番号:2
名前(PL名):宇田川杏輝(ウダガワ・アキ)/スプリンクル・ピース(青海)
性別/年齢/種族:男/14/人間
クラス:プリティ/フォーチュン/マジシャン
ゲーム的特徴:
WEBキャラシーはこちら。
http://character-sheets.appspot.com/mar/edit.html?key=ahVzfmNoYXJhY3Rlci1zaGVldHMtbXByFgsSDUNoYXJhY3RlckRhdGEYsv_mYAw

久々の新ゲームなので、データ勘もまだスロースターターな感じでした。
でもまあ防御やC値下げでかなり活躍してたと思います。

ロール的特徴:
ロールプレイはいつも通りスロースターターな青海さん。
変身すると身体は女の子になるとか面白い設定があるので、これから期待してます。

なにしろ味方が変身解けたらクラスメイトだものねぇ。

その他:
はい、フィロスとそこそこ遊んでいる青海さんです。
プレイスタイルはとても協力的なのは言うまでもないですが、設定がぶっとんでいるのもいつものこと(遠い目)。
代々女の子に変身するヒーローの一族とかどうしようかな(嬉しい悲鳴)。

■PC番号:3
名前(PL名):法花望(ノリハラ・ノゾミ)/スペリオルアルケミスト・ノノ(TS)
性別/年齢/種族:女/不明/一応人間?
クラス:プラトゥーン/エンシェント
ゲーム的特徴:
WEBキャラシーはこちら。
http://character-sheets.appspot.com/mar/edit.html?key=ahVzfmNoYXJhY3Rlci1zaGVldHMtbXByFgsSDUNoYXJhY3RlckRhdGEY55SFXww

ゲーム面では今回のMVP。
いやはや、やはり頼れるTSさん。
加護ゲームの経験値もさることながら、範囲攻撃の打ちどころや、購入判定の提案とか完璧でした。

他の加護ゲームにはないブレイク効果を、今後どう使っていくか楽しみです。

ロール的特徴:
「~~じゃ」を使わないロリババアに挑戦、と自称していて普通のお姉さんっぽくなったのは狙いか天然か(笑)。
パーティの保護者役として立派に主人公を導いてくれて安心しました。

次回は変身前の「ちびっこ先生」も出てくるので楽しみですね!

その他:
フィロスのキャンペーンにはいつも参加してもらっているTSさんです。
特に今回はフィロスが苦手と公言してはばからないSRS加護ゲーム(注4)なので、TSさんには色々とフォローをお願いするかもしれません。
よろしくお願いします。

◆粗筋
今回は時間の制限もあり、第1回ということもあるので短めのセッションにしました。

一応事前設定としては
・舞台は公式にもあるチバシティ。
・公式にはいない伝説のヒーロー、マイティ・マスクがいる。
という感じで。

あとこれはセッション中も困ったんですが、PC達の呼び方として、変身前は「本当の名前」、変身中は「ヒーロー名」で記載しようと思います。
そのシーンで変身してるかどうかってのは重要だからね。

■オープニング
謳歌は、幼馴染の明ちゃんに強引にデパートに誘われます。

明「ほら謳歌、これも持ってよ」
謳歌「まだ買うの~」

強気な女の子に、ちょっと地味な男の子という王道っぽい組み合わせで買い物をしていると、突然悲鳴が。
そして、2人の仲を引き裂くように、突然飛び降りて登場するテラーの怪人(注5)。

アビスライサー「やっと見つけたチョッキン!」

トカゲのような身体にサソリのような頭、そして両手には金属製のハサミという怪人アビスライサー。
アビスライサーは明を連れ去ってしまいます!

謳歌「あきらー!」

そして、デパートに立てこもったアビスライサーは「マイティマスク一人で屋上に来い」という要求を出して立てこもります。
デパートの入口に作られた対策本部では、マイティとノノが警察から報告を受けていました。

警察「わかりました。人質にとられているのは草壁明さん、近所に住んでいる女子中学生です!」
マイティ「な、なんだってー」
ノノ「マイティ、どうしたの」

動揺を隠すマイティが1人になるタイミングで話を聞くノノ。

マイティ「ノノさん、もし敵がわたしの弱点に気づいたのなら、わたしはもう戦えないかもしれない」
ノノ「まさか。あなたほどのヒーローが」
マイティ「もしわたしに何かあったら、わたしの後継者をよろしく頼みます」

なんだかその場のノリで伝説のヒーローよりも上っぽい立場になったノノ(笑)。
とはいえ、要求をのむふりをすることになって、マイティが1人で屋上に向かいます。


謳歌君はヒーローには任せておけない、と包囲網の隙間からデパートに忍び込みます。

この辺り、ちょっとGMがシーン展開強引だったかなーと思いつつも、まあ、キャンペーンの最初だしいいか、と。

マイティが1人で屋上に行き、戦闘員にぼこぼこにされるマイティ。

マイティ「く、卑怯な」
アビスライサー「とどめは俺がやるチョッキン。くらえチョッキン!」

大きなハサミを一振りすると、マイティごとデパートが真っ二つ(注6)に!
崩れる瓦礫と共に落ちていくマイティ。

一方、忍び込んでいた謳歌。
突然の轟音と共に天井が崩れ、目の前に袈裟掛けに切られて大怪我を追ったマイティが落ちてきます。

謳歌「マイティ!?」
マイティ「なぜ、こんなところに一般人が……いや、君が、そうなのか」
マイティ「君は……ヒーローになる気はあるか?!」
謳歌「え?! ……それで、明が助けられるんですか?」
マイティ「力の使い方は、君次第だ」
謳歌「…………やります」
マイティ「この仮面を、君に」

変身が解けても土煙で素顔が見えないお約束(笑)をはさみつつも、伝説のヒーローから仮面を継承する謳歌。
変身して、天井の穴に飛び込んでいきます。

■ミドル
一方、マイティがやられたのでヒーローたちも突入開始。
マイティ救護班と人質奪還班に分かれ、ピースとノノは人質奪還側で屋上に行こうとデパート内を走っていました。
その時、前方で見慣れないヒーローが戦闘員と戦っているのに遭遇します。
当然、謳歌が変身したマスク・ザ・キッドです。

ノノ「あなた、新人?」
キッド「はい、さっきマイティから力をもらいました!」
ピース「マイティから!?」
ノノ「どういうこと? 話を……」
キッド「明、今助けにいくぞー!」

キッドは獣性によって力を得るヒーロー。
覚醒したばかりで基本的に話を聞けない、というロールプレイです。
一応ここでチュートリアル戦闘をしてみたのですが、ノノの範囲攻撃にあっさり全滅。

GM「あー、どうしよっかなぁ。SRS初めてのキッド向けの戦闘だったのに」
ノノ「もう1回戦闘すれば?」
ピース「そうそう。これぐらいならもう1回ぐらいならいけそう」
キッド「俺も戦ってみたいっす」
GM「(ルールブックぱらぱら)そだね。うん、もう1ランク上のこの敵を出そう」
一同「えぇ?!」

屋上に向かう判定を挟んだらノノが失敗してHPダメージをしこたま受けるアクシデントがありつつも、さらにもう一戦。
最初の雑魚よりも少し強い敵を出してやっと判定ひとしきり試すことができました。
……危なくブレイクしかかったのはここだけの話(笑)。

ピース「ヒーローの力を手に入れても、1人じゃ戦えないよ」
ノノ「助けたい子がいるのよね。それなら一緒に戦いましょう」
キッド「わかりました!」

■クライマックス
屋上に行くと、アビスライサーが明を磔にして待ってました。
明ちゃんは都合よく気絶してます。

アビスライサー「くくく、いいのか。近づけばこの娘の首をチョッキンしてしまうチョッキン」
ピース「GM、明ちゃんを助けられないの?」
GM「はいできます。具体的には、【反射】で達成値40を出せば明を救い出すことができます」
キッド「40!? 絶対無理なんですけど……」
ノノ「(にやり)なるほどね。いいえ、キッド、あなたならできるわ。そのヒーローの力を使えば!」
キッド「あ! ……GM、ここで《グレイトサクセス》使えますか?」
GM「はい、使えます」

はい、ノノさんの読み通り、判定を無条件でクリティカル成功にする《グレイトサクセス》のチュートリアルでした。
明を助けようとその脚に力を込めた瞬間、キッドは一陣の風となって姿が消えます。
一瞬後には明を抱えて元の場所に。

アビスライサー「ななな?! いつのまにチョッキン?!」
キッド「……はあ、はあ、明は、……助けましたっ……!」
ノノ「よくできました。じゃあ」
ピース「あとはあいつをやっつければ!」

ということで戦闘開始です。
ミドルフェイズで戦闘楽勝っぽかったので取り巻きを雑魚から雑魚1ランク上にしてみたんですが、GMの誤算はHFの「ブレイク効果(注7)」。
GMが初手で敵HFを何枚も入れてPC全員をブレイクに追い込み、ピンチムードに。

アビスライサー「ふははは、俺様のハサミに切れないものはないチョッキン」
ノノ「……く、でもこれでブレイク効果が使えるようになったわ。ピース、畳みかけるわよ!」
ピース「はい!」
GM「《レインボースクリュー》2連発か? 10Dぐらいならくらっても」
ピース「《レインボースクリュー》のブレイク効果は15Dですよ?」
GM「……あ、ブレイク効果忘れてた」
2人「《レインボースクリュー》!!」
ピース「ノノさんのゴーレムたちに、光の力を!」
ノノ「ゴーレムたち! 蹂躙せよ!」

30Dものダメージを受けてアビスライサーのFPが一瞬で0になってしまいます。
でもまだ終わりません。このゲームは今までのSRSと違って「敵もブレイク(注8)」すること。
アビスライサーはゴーレムたちを吹き飛ばしながら謎の薬を飲み干します。

ノノ「やめなさい! それを飲めばあなたは!」
アビスライサー「首領のためなら命をかけるチョッキン!!」

腕を4本に増やし、割り込み攻撃をかけるアビスライサーですが、これはダメージが回らずピースの防御に阻まれます。
残り一発というところで行動順はノノ→キッド。

ノノ「悪いわね。とどめはもらうわ」
アビスライサー「まだチョッキン、俺は!!(ころころ)おおお、クリティカル!」
ノノ「なんですって。まあでもいいわ。新人に華を持たせるために、ね(笑)」

そして手番をもらったキッド。
ブレイクして理性を失って、謎の狼が現れて、彼を守ったり、その狼から
「愚か者! 力の使い方がなっていない」
と怒られたりしてたのですが、
仲間から支援も受けて理性を取り戻したキッド。

キッド「明を傷つけたお前を許さない! うおおお!!!」

全力の爪の一撃がアビスライサーを叩きのめし、足元のコンクリートにクレーターを作ります。

アビスライサー「て、テラーばんざ~い!(大爆発する)」

力を使い果たしたキッドは気を失って、変身が解けてしまいました。

■エンディング
アビスライサーは退治され、人質だった明は無事救出。
しかし、瓦礫の中からマイティは見つかりませんでした。
謳歌と明ちゃんは病院に運ばれ、警察の回収班が瓦礫の撤去と修復を開始します。

まずはノノのシーン。
ヒーローアライアンス(注9)からノノに連絡が入ります。
総帥ブレード「ノノさん、ご苦労様」
ノノ「ええ、マイティは結局見つからなかったのね。あなたもマイティの正体については知らないのよね?」
総帥ブレード「はい、彼は素性を隠したヒーローでしたから」
総帥ブレード「死体は見つからなかったので、恐らく変身を解いて身を隠したんだと思います」
総帥ブレード「もし見つかったら、ノノさんにも伝えますよ」
ノノ「お願いね」

ピースは、病院で謳歌をお見舞い。
ピース「気分はどう?」
謳歌「まだ、ちょっとよくわからないです」
ピース「そうだよね。わたしも突然ヒーローになったタイプだから、あなたの気持ちわかるかも」
ピース「また何かあったら、助けに行くよ。じゃあ、またね」

そして謳歌は明をお見舞いに。
謳歌「大丈夫?」
明「うん、わたしほとんど気を失ってたんだけど、ヒーローが助けてくれたみたい」
明「……謳歌ってあの時いなかったよね?」
謳歌「い、いるわけないじゃん! 俺はずっとデパートの外にいたよ?!」
明「だよねー。なんか、わたしを助けてくれたヒーローが、謳歌みたいだったような……。そんなわけないよねー(笑)」
謳歌「そうだよ、そんなわけないじゃん!(笑)」
明「今度あったらきちんとお礼言いたいなー」
謳歌「う、うん……」

そして、謳歌が明の病室を出たところで、包帯を巻いた大男が待っていました。
謎の男「待っていたよ!」

というところで今回のシナリオ終了です!

◆反省と考察
ロール:3点
ゲーム:4点
ストーリー:3点
ボーナス:4点

ロールは今回ちょっと厳しめに3。
TSさんは平常運転だったし、青海さんはまだスロースターターな感じで。
鶏坊さんもバーサーカー気味だったので3。
まだまだ上はあるはず。
ゲームは、苦手な加護ゲームをなんとかうまい感じに回せたので4。
ちょっと甘いかな?
次回は同じことやっても3だな。
それに今回はサンプルほとんどまんまな訳だし。
ストーリーも普通。
チュートリアルな第1回としてはこんなもんでしょ。
ボーナスはいつも通り新しいシステムが出来たので+1点。

◯良かった点
・マージナルヒーローズキャンペーン開始!
・新ツールの利用はなかなかうまくいっている。

◯悪かった点
・シナリオがちょっと行き当たりバッタリだったかな。

個別解説

・マージナルヒーローズキャンペーン開始!
フィロスは昔GF大賞に「まじかるガールズ/リリプリ」というゲームをSRSで出したことがある。
ほぼ同時期に佳作を取ったのが「チェンジ! メタモルフォーゼ」という作品。
その製品版が「マージナルヒーローズ」である。
そんな勝手に一方的な因縁(笑)を感じているマージナルヒーローズ。
前からプレイしたいとは思ってましたが、キャンペーンになったのは嬉しい誤算。
さあ、最後まで頑張りましょうー。

・新ツールの利用はなかなかうまくいっている。
今回のキャンペーンは、ゲームを取り巻く環境を少し変えている。
今まで連絡はメールだったものをLINEにしたり、予定調整ツールやキャラクター倉庫を利用してみたり。
まだできてないが、ストーリーやNPCはwikiを使ってまとめてみようかと思っている。

技術の進歩によってオンラインセッションが隆盛を誇っている。
オフラインセッションでも、それらの技術を利用して便利にすることはできるんじゃないかなーと思ってみた。
シナリオは王道な分、そういう部分で実験をしてみるのが今回のテーマだったり。

・シナリオがちょっと行き当たりバッタリだったかな。
これは言い訳なので感想戦ではPLのみんなに一部ぶっちゃけたのだけれど。
当日までどんなPCが来るかわからないのにシナリオ書くの大変だよ!(笑)
フィロスは最近キャンペーンばかりやってるから、単発のシナリオの書き方がわからなくなってしまったのかもしれない(笑)。
まあ、ただ単純に忙しくてシナリオの練り込みが甘いってだけかもしれんのだが。
みんなの協力でなんとか終わったものの、なんとなくTSさんあたりには準備不足だったのを見抜かれたような気がする(苦笑)。
魅力的なPCが集まったから、次回は行き当たりバッタリじゃなく盛り上げていくぞー。




というわけでキャンペーン第1回でした。
トレーラーはまた別にアップするつもりだけど、今回のテーマは「秘密」。
キャンペーンのタイトルは「マスク」。
トレーラーの締めの文句は「秘密の奥に、本当の正義がある」という感じにしてみた。

正体を隠したヒーロー、ヒーローと本当の姿という二面性。
それを軸にした物語が作れたら面白いかな、と。

そしてもう一つは考察にも書いたけど「新しいツールの活用」。
フィロスは比較的保守的なのでこういうツールって強い意志を持たないとなかなか試すのが苦手なのよね(苦笑)。
なのでキャンペーンとして「やらざるをえない環境」を作ってしまおうかと。

面白いPCが集まったおかげでシナリオネタはむくむく湧いてきてる。
さあ、次回の準備をするぞ!





(注)マージナルヒーローズ:変身ヒーローとなって悪の組織と戦うRPG。
スーパー戦隊、仮面ライダー、プリキュアといういわゆる「ニチアサ」的なゲームを楽しめる。
当然フィロスは大好物。

ルールフォーマットにSRSを利用。
雰囲気としてはメタリックガーディアンに近いものもあるが後述する「ブレイク効果」「敵もブレイク」によってかなり別物。

公式HPはこちら。
http://www.fear.co.jp/marginalheroes/index.htm

あえて難点を上げるなら元ネタによっているので、世界観説明が希薄なところか。
もしかしたら「わざと」なのかもしれない。

例えば敵組織テラーの怪人は倒すと爆発するわけなのだが、元人間なのかどうか、殺人罪にあたるのかどうか。
仮面ライダーではこのあたりは問題にせずぼかしているが、実際にPLが遊ぶ際には気になる部分でもあろう。

(注2)WEBキャラシー:
外部サイトをお借りして使っています。
あと、数値が直前までキャラチェックできなかったので間違ってるけどこれで。
ネット上の有志の方、ありがとう!

(注3)HF:ヒーローフォースと読む。
いわゆる加護のこと。
PC1人が3回使える必殺技。
判定をクリティカルにしたり、ダメージを10D増やしたり、イニシアチブで攻撃できたりする。

(注4)SRS加護ゲーム:一応解説しとこうかな。
SRSは、スタンダートRPGシステムの略で、FEARが提唱するルールフォーマットのこと。
加護とは、上述のようにPCが使える切り札のこと。

SRSは別に苦手ではない。
ひとつルールを覚えれば他のルールもやりやすくなるのはサイコロフィクションでも実証されてるし便利でむしろ好き。

フィロスが苦手なのは加護。
いくつか理由はあるのだけれど、特に苦手なのが「GM側の加護」。
切り札として強力すぎるので、ゲーム終盤に
「GMがあと1枚あの加護を持っていたら全滅、持っていなければ勝ち」
という場面になりやすい。
ゲームのコントロールがしやすいという意味では利点でもあるのだけど、どうも「GMの掌の上」感が拭えない……。
GM側の情報とPC側の情報に差がありすぎて、GMとPLの一体感がなくなる感じなのかな。

もう少し具体的に想像すると、最も重要なクライマックス戦闘の、最も盛り上がるゲーム終盤で、
PL「(どうしよう、大ピンチだ。あの加護を持っていると仮定したら、こっちの切り札温存しないと)」
GM「(PLたちが心配してる加護なんてもうないんだよね……楽勝なんだけど、ロールプレイ的に負けロールはしたくないな)」
みたいに状況把握に差があるのが苦手なのかな。

なので、今回のキャンペーンの方針としては加護の枚数や内容は公開していこうかな、なんて思ってる。
無条件公開するかどうかは考え中だけど、シナリオの中にそれを知るチャンスはいれようかな、なんて。

(注5)テラーの怪人:テラーは公式設定の悪の組織の一つ。
いわゆるショッカー的な組織。

(注6)デパートが真っ二つ:PL一同はめっちゃ驚いてたが、ニチアサって結構建造物破壊多いのよ。
バカみたいな敵のジャブみたいな攻撃で高層ビル倒壊とかよくあるよくある(笑)。

(注7)HFのブレイク効果:今までの加護ゲームと違うポイント。
マージナルヒーローズのHFは、使用者か対象者がブレイクしていると効果が一段階強化される。
上級ルールブックによるとこれはヒーローもののお約束である「ピンチになってから必殺技を打つ」を再現するためとのこと。
基本ルールブックの時からそんな気はしていたが、なるほど、と思った。

確かにヒーローってピンチになるまで必殺技撃たないよね。
戦術的に考えたら初手で相手を全力で攻撃するのが最適解だけど、物語的にそれじゃ美しくないからね(笑)。
「ピンチ」の定義がゲーム的に難しいところ「ブレイク」というトリガーを利用したのはうまいなぁと思った。

(注8)敵もブレイク:今までのSRSでは実はなかったギミック。
でもまあ、シナリオギミックとして第二形態ってのはよくあるので、それをルール化したという意味では目新しくはない。
面白いな、と思ったのはルールブックに
「ブレイクしたら、巨大化したり、腕や尻尾が増えたり、色が変わったり、口調が変わるなどの演出が推奨されてる」
ことかな。
やはりこれもヒーローものという下地があるから雰囲気が伝わりやすいのかなーと。

(注9)ヒーローアライアンス:公式設定の善の組織。
ヒーローたちのバックアップをしてくれる。
依頼の斡旋や緊急時の対応、回収班の手配等。
あと正体を隠したヒーローの代わりに色んな手続きをしてくれたりもする。


by phirosu2 | 2017-06-03 09:42 | マージナルヒーローズ | Comments(0)
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