人気ブログランキング | 話題のタグを見る
宝の地図
今日はTRPG団の例会で、自分がGMのハートセイバーズでした。 ひっさびさに卒業した友人が遊びに来てくれて、おかげで大変楽しめました。 まあ彼が最近の後輩たちとどう違うのかは最後に。



今日のハートセイバーズはダンジョンアタック。
お祖父ちゃんの遺した地図に描かれた遺跡を一緒に探してほしいという少女からの依頼です。
頼まれたのは、
魔法と剣を操る侍
全ての魔法を取得した魔法使い
回復魔法使い
身体が丈夫な狩人
の四人です。
砂漠の丘のどこかにある遺跡の入口を探して、限りある水をやりくりしながらひたすら穴堀を繰り返す一行。
必死に掘っていると急に足下が崩れ、遺跡の中に落ちてしまいます。
めげずに探索を続けて最奥に着きますが、そこにあったのは空っぽの石棺のみ。
ショックを受けた少女はその場でフォール(心が闇に飲み込まれてモンスター化してしまうこと、これを救えるのはPCのみ)してしまいます。
なんとかそれを助けても、戦闘の影響で遺跡が急に崩れだし、魔法使いたちは魔法で逃げ出す中、狩人は一人瓦礫を受けながらも少女を担いで脱出し、無事ハッピーエンドを迎えました。

今回は少し慣れた人がいたんで、初期キャラに少しだけ経験値を与えてちょいレベルアップしてやってもらったら……。
見事に、デザイナーの想像通りに、魔法使いが派手に頑張りました。
元々魔法使いが有利な世界観だしね~。
だけど、MVPをかっさらっていったのは弓矢で敵の行動を迎撃で妨害し続けて仲間を守り続けた狩人さんでした。

う~ん、安定して回せるようになってきたけど、いかんせん時間がかかるなあ。
いやまだ初めての人いるし、ある程度慣れの必要なシステムであることは自覚してるんだけど、それを差し引いてもかかりすぎ。
問題はやはりセッション中にPLはおろかGMにさえもその自覚がないこと。
本当に「いつのまにか」時間が経ってるんだよなあ。
PLならしょうがないけど、GMに自覚がないのは危険だ。

ぎりぎりになってからエンディングに入るからどうしてもおざなりになっちゃう。
まさか、ここまできて初期の問題点(4/1の日記参照)「時間がかかりすぎる」ことが浮き彫りになるなんてなぁ(苦笑)。
今考えたら「慣れてないから」という理由で後回しにしてきた問題がやっと顕在化してきただけかな?
GMである自分が慣れればなんとかなるかと思っていたけれど、そういう問題ではなさそうだ。
ちょっと根幹部分に関わるけれども、メスをいれてみるしかあるまい(苦笑)。
幸い、終わってみれば何箇所か「あのときに時間がかかったんだな」と反省できるので対策不可能ではないし。

まあハートセイバーズのことはおいといて、今日は久々に学部時代、つまり狂ったようにTRPGしていた頃の仲間が入ってくれて、本当に面白かった。
彼と今周りにいる仲間たちの違いはただ一つ。アグレッシブさの違い。
彼は少しでも自分が有利になりそうなことならどんな些細なことでもGMに確認して隙あらば言質をとろうとしてくる。
こういうの状況マンチっていうんだっけ?
もちろんやりすぎはNGだけど、なんか最近の子は自分で自分の思考を狭めちゃうような人が多い。
なんか行儀のいい良い子ちゃんなプレイが多いんだよなあ。
GMという資源を公平に扱うために気を使ってるのかもしれないけど、GMやる立場からすれば、そんな気を使わずに全力でぶつかってきて欲しい。

これは言い過ぎかもしれないけど、最近のリプレイとかのスマートさに憧れてたりするんだろうなあ。
TRPGってのはもっと泥臭いものだと思うんだよね。
自分たちの持っているリソースと状況から考えて最善だと思えることを何度も試し続ける。
大事なのはかっこよく決めることではなく、仕事を成功させること。
そのためには、どんなことでもやろうという必死さから本当のかっこよさってのは生まれるんじゃないかなぁ?
自分で決めたかっこよさの枠なんかにはまらないでほしい。
「GMの用意した答え」なんて小さな考えに囚われないでほしい。
……段々言ってて自分の耳に痛くなってきた(笑)。

by phirosu2 | 2007-06-25 15:29 | ハートセイバーズ | Comments(0)
<< 町防衛 花嫁奪還?! >>


このページ内における「ラグナロクオンライン」から転載された全てのコンテンツの著作権につきましては、運営元であるガンホー・オンライン・エンターテイメント株式会社と開発元である株式会社グラヴィティ並びに原作者であるリー・ミョンジン氏に帰属します。
(c)2005 Gravity Corp. & Lee Myoungjin(studio DTDS). All Rights Reserved.
(c)2005 GungHo Online Entertainment, Inc. All Rights Reserved.
なお、当ページに掲載しているコンテンツの再利用(再転載・配布など)は、禁止しています。