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世界を救うカギ
自分がやっていたアリアンロッドの大型キャンペーンもついに最終話です。
今までこのアルバートというギルドで24回もセッションをやってきました。
ちょうど2クールですね(笑)。
別に終わらせたつもりはないのですが、なんとなくそういう展開なラストになってしまったキャンペーン最終回。早速あらすじです。





前回妖魔化したゼダン皇帝を倒し、なんとかならないかとエアルフィンのところに運んだ一行。
エアルフィンが言うには悪神バゴスなる神が復活しかかっていることに影響されてゼダンは妖魔化されてしまったのだという。しかもそのバゴスは過去にファリアスまで滅ぼした脅威の神。負の感情を司り、殺すことのできない神を封印する手段はただ一つ。アルバートの集めた七つのカギだけなのである。しかし、その最後の一つを解放すると、ルミナ(NPC)が死んでしまう。その最後の選択はアルバートに任された。
六つのカギの力を解放する儀式をやっているうちに仲間の一人リング(GMのPC)が何かに操られるようにバゴスの下へ行ってしまう。エアルフィンは言う。
「彼女には妖魔の血が半分流れています。もしも敵となったなら・・・容赦はしないように」
急いで追うアルバート。あまりの瘴気の濃さについてきた護衛たちが倒れる中、ついに四天王が四人そろって立ちふさがる。4回ほど全滅の危機を乗り越えてなんとか四天王のうち二人を倒す。残ったプリーストとウィザードはまた逃げられてしまった。しかし、バゴスへの道は開けた!
「遅かったじゃない。バゴス様復活しちゃったわよ」
待っていたのはリングだった。闇の神子となったリングに宿った悪神バゴスはそのままでは封印できないのだ。躊躇しながらもリングを倒すアルバート。そしてついにその本体を現すバゴス。全員封印のカギを用いて悪神の能力を封じていくが神の力は強大だった。次々と倒れる仲間、そして残る最後のカギ。アルバートは苦渋の決断を強いられた。
「わたし、行きます」
ルミナがバゴスの下に歩み寄り、そのカギの力を解放しようとしたとき
「ダメだー!!」
アルバートの面々は口々に叫ぶ。しかしその思いは一つ。ルミナを死なせてはいけない。その思いに応えて奇跡が起こる。銀の輝きが仲間を包むと力が戻っていく。その力をバゴスにうちこみ、ついに悪神バゴスは地の奥深くに再び封印されたのだった。
「お疲れ様でした。アルバート」
奇跡の原因は運命の女神アリアンロッドだった。その輝きにより、リングは死の淵から帰り、その身に流れる邪悪な血も消えた。
そしてエアルフィンの砦に戻るアルバート。アルバートがやられたときのために待機していた増援の人々がアルバートを大歓声で迎える。しかしルミナとリングだけを残し、アルバートは大観衆をやりすごしてエアルフィンの下へ行き、ちゃっかり報酬をもらう。
「あなたたちはこれからどうするのですか?」
その問いに一同は互いを見つめる。
「しばらく休暇をもらおうかな」
誰かが言ったその一言に全員がうなずく。
四天王に堕ち、自らの手で殺した師匠の墓参りに行く者。
自らの夢のために新たな仕事を探しに行く者。
自らを作り出した母とも呼べる人に会いに行く者。
さらに自分を鍛えるために旅に出る者。
皆ばらばらに散っていった。
もう教会の使者の証である聖印はつけていないけれど、見えない印が皆の胸に刻まれたのだろう。
「また会いましょう!アルバートのみんな!」

こんな具合に散り散りになっちゃいました。
しかし、リングはサイコロで出自決めたのにしっかり「邪神の祝福」とか出ちゃったから結局ラストに出番作っちゃいました。やっぱり一人だけ仲間はずれはかわいそうだしね。
てか戦闘は二回しかないはずなのですがこの二回がやったら長かったです。四天王戦は確か4時間ぐらい戦ってたんじゃないかな?これだけでセッションの60%かかってます。でもラウンドは4か5ぐらいしかかかってないんですよね。それだけ強大で苦戦したってことですね。個人的には大満足なのですが、正直PLが諦めムードになったときはどうしようかと思いました。やっぱり加減ってのは大事だなぁと。(でも今まで戦闘が楽勝過ぎるってぼやいてたんだから最後くらいいいかなーなんて)
バゴス戦も大変でした。吹き飛ばし能力を持つバゴスのおかげで近づいても1~2回行動したらまた離されて走る、の繰り返し。しかも神らしくGMの思いつく限りのアルバート対策がしこまれているので苦戦してましたね。最後は時間の都合で演出重視で戦闘終わらせてしまいましたが、あのまま戦闘続けていても多分アルバートはしっかり勝っていました。
やっと念願の「世界の危機を救う」話ができました。これまでのカギ集めでちょこちょこ絡ませていたNPCもしっかり出せたしかなり満足です。シナリオが王道っぽくて読まれていたのはいいんです。最後にひねったのは後味悪いですから。7時間にも及ぶ長時間セッション、PLさんたちの協力があってこそですね。最後の散り散りになるエンディングはPLたちに任せた結果なのですが、軽くじ~んと来てしまいました。かっこいいぜお前たち。さすがだぜアルバート。

アリアンロッドは一区切りなのかな?ドレッドダンジョン出たからタイミング合わせて3rdシーズン始めるのかな?次はマスターメインではなくPLメインで参加したいものですね。何はともあれ、自分の紡いできた物語は一段落です。おつかれさまでした。



【2005年7月31日のmixi日記より転載】

by phirosu2 | 2005-07-31 20:58 | アリアンロッド1 | Comments(0)
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